日曜日に「作業の合間に七夕を見に行った」と書いたのですが、実際の仙台の七夕は8月6日(月)~8日(水)の思いっきりド平日の開催で本日が最終日でした。まあ平日と言っても東北最大の都市である仙台、他所から観光に来ている人もいるし、学校や仕事帰りの地元民もいるし、それはもうもの凄い賑わいでした。しかし問題は会期中の気候。

 

※8月上旬です。
 
いくら夜とはいえ8月上旬で20°を切るってもう秋かよ!Tシャツ一枚では寒いレベルです。最初は台風接近のせいか、はたまた何か異常気象か何かかと思ったのですが、仙台暮らしが長い人や仙台生まれ仙台育ちの人に聞いたところ、どうも仙台は毎年こんな感じらしく、夏は35°以上の猛暑になる日は滅多になく、海から吹く寒冷な風「やませ」のおかげで35°どころか30°を切る気温も珍しくないという非常に過ごしやすい気候が特徴なのだとか。逆に冬は滅多なことでは雪は積もらず、1月~2月でも青空が広がる日が多いという東北らしからぬ気候でだそうです。仙台マジ最高。夏は35°超え当たり前、冬はマイナス当たり前で雪がメートル単位で積もる試される土地・秋田県横手市のクソ環境とは大違いです。秋田県民みんな仙台に移住すればいいのに。仕事あるし。

 

ただ夏が涼しいと冷たいものを売る店は困りものです。気温20°未満でかき氷やアイスを食う奴がいるかよ!ちなみにコンビニではもうおでんを売り出していました。きっと食べれば美味しのでしょうが、如何せん20°未満では寒過ぎます。せめて20°を越えていたら…

 

一方ホットスナック類やフード類はバカ売れ。焼き鳥、焼きそば、お好み焼き、から揚げ、焼きとうもろこしといった祭りの定番はだいたい揃ってました。あとフライドポテトやじゃがバタなどイモ類もそこそこ。

 

仙台の七夕は基本的に駅周辺の商店街に飾られた七夕飾りを見るイベントなのですが、街中のあちこちにライブステージや屋台、その他各種イベントスペースが設けられ、祭りというよりフェスと言った方がしっくりくるような地域イベントなのですが、驚いたことに公園やら広場のあちこちにライブステージが設けられ、地元仙台市および宮城県のアーティストだけでなく東京からも出演者を招聘する大盤振る舞いっぷりでした。さすが仙台、何から何までボランティアで済まそうとする秋田県とは予算が違います。

 

 

仙台の七夕飾りは既に多くのメディアで伝えられているので知っている方も多いと思うのですが、だいたいこんな感じで、アーケードがあるところは天井からそのまま、ない所は本当に竹の釣るして飾っていました。雨が降っていなかったらさぞインスタ映えする写真が撮れたことでしょうが、今回は台風接近のため会期中ずっと雨で、ものによっては雨避けのビニールがかけられたまま飾られており風情もへったくれもありませんでした。それでも見応えはありましたけどね。

来年は是非晴天のもと七夕の風景を楽しんでみたいものです。