「テラセネ それでも君を照らしたい」は、プレイヤーが太陽となり、太陽光を浴びると灰になってしまう少女の夜歩きを見守りながら、彼女を闇に連れ去ろうと寄ってくる悪魔達を光の力で撃退していくスマホ向けディフェンスゲームです。

 

少女は夜でも日傘を差して歩くほど太陽光が苦手。そんな彼女になるべく太陽光を当てないようにして悪魔だけを撃退するスキルが求められるゲームです。なぜ彼女は太陽光を浴びると死んでしまうリスクや悪魔に連れ去られるリスクを負ってまで外出するのか?それはステージをクリアしていくごとに展開するストーリーで徐々に明らかになっていきます。

 

 

少女に恋い焦がれる太陽と、決して太陽光を浴びてはならない少女…この相反するキャラクターの設定だけでもう切ない!

 

 

 

 


具体的なプレイ方法は、画面上部の太陽から伸びる光の方向を操作し、少女の左右から寄ってくる悪魔だけに上手く光を当てて焼いていくというもの。太陽光は時計回り/反時計回りに自動で回転し、画面をタップし続けている間だけ回転方向を逆にできます。ただし回転スピードは常に一定で、ちょっと光を当てた程度ではすぐに悪魔は消えません。いかに悪魔の出現ポイントを見極めて素早く判断し、かつ少女にできる限り光を当てないようにするかという繊細な操作が問われます。

 

 

悪魔を撃退するごとにゲーム内通貨の「オーブ」が貯まり、それを使って様々な太陽光パターンを一定時間開放できるようになります。レース模様なのが綺麗ですね。

 

 

少女の体力ゲージは頭上に表示されており、これが0になるか悪魔に連れ去られてしまったらゲームオーバー。日傘をさしている間はそれが防御になり、太陽光を当てても体力ゲージは減りません。

 

 

ゲームはチャプター形式となっており、ある程度ザコ悪魔を倒すと最後に大きなサイズのボス悪魔が出現。ボスはザコよりもタフで、より長く光を当てないと消えてくれません。しかも悪魔たちはちょこまかと動くので光で捕まえるのが大変!

 

 

「お戻りくださいお嬢サマ」もしかして少女と悪魔は同類?!

 

 

悪魔に太陽光を当てると、その部分だけ「本当の姿」が現れます。邪悪な悪魔だと思っていたら正体は意外とかわいい?!

 

 

 

とりあえず最初のステージをクリア!

 

課金要素もあり、課金でゲーム内通貨のオーブを買ったり、ゲームオーバーになってもすぐにリトライ可能なアイテム「月の涙」を買うことができます。「高いわ!」と自分で突っ込みを入れているのがかわいいw

 

 

 

少女は住んでいる屋敷を離れて町の中まで進んでいきます。それでも悪魔は追ってきますが、どんどん撃退していきましょう。

 

 

 

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動画広告を見てもオーブがもらえます。

 

やがて屋敷も町も遠くなり、森へと向かう橋に差し掛かりました。
 
 
このゲームのポイントは、悪魔と同様に守るべき少女も光を浴びると体力ゲージが減ってしまうということ。女の子は日傘を差しているので少々光を浴びたくらいではすぐには死にませんが、悪魔が女の子に接触すると一定時間日傘を落としてしまい、その間にうっかり光を当てると大ダメージを与えてしまいます。少女を避けて悪魔だけ燃やすという微妙な操作が難しい!太陽の光は画面タップをする/しないに関わらず常に自動的に回転するので、それを止めて同じ場所に光を止めるため画面を細かく連打するというファミコン黄金時代の名人のような技も必要になってきます。
 
遂にゲームオーバーになってしまったので、最初に付与されている月の涙を使用してもう一回チャレンジ!
 
まだ途中のチャプターですが、早くも少女の父である悪魔が登場!やはり少女もまた悪魔だったのです。父親の悪魔の体力ゲージは長く、これまでのボスとはくらべものにならないくらいタフです。おまけにちょこまかと動いて神出鬼没!
 
そこで貯めに貯めたオーブを使って自動で光の弾が発射される太陽光を発動!全体にまんべんなく光の弾を発射してくれるので自働的に敵に大ダメージを与えられます。少女が日傘をさしている瞬間を狙って発動させましょう。でないと自分の攻撃で少女も死んでしまいます。
 
そして遂に父親の悪魔も撃退!しかし去り際、父親は意味深な言葉を残します。少年とは一体誰なんでしょうか?
 
 
森では悪魔ではない動物の敵も登場しますが、皮肉なことに悪魔よりも動物の方が俊敏で強い!ここから一気に難易度が上がります。
 
用意されているチャプターは7つで、全てをクリアすると少女がなぜ夜歩きするのかの謎も分かります。果たして父親の言っていた「少年」とは誰なのか?そもそも太陽はなぜ少女を見守り続けるのか?それは実際にプレイして確かめてみて下さい。実に切ないストーリーです。