今東京にいるんですが、今回は宿泊ついでにIoTガジェットをいろいろ試せるのが特徴のホステルチェーン「& AND HOSTEL」の一つ「& HOSTEL KANDA」に宿泊することにしました。今年2月にオープンしたばかりのまだ新しいホステルです。

 

 

大きく「&」と書かれた玄関が目印です。「KANDA」とありますが、秋葉原も徒歩圏内なのでJRを利用する人にとっても便利な立地です。

 

この「& AND HOSTEL」はand factory株式会社という会社が運営しているチェーン型のホステルで、日本初となる”IoT体験型宿泊施設”として昨年頃より日本各地でオープンしています。ここ独自の特徴は、宿泊しながらIoTガジェットを体験できるというもので、同社では”日本初のスマートホステル”を謳っています。実は私が運営するブログメディア「vsmedia」でも過去何度かニュース記事として掲載しました(記事一覧はこちら)。館内の設備に様々なIoTガジェットが取り入れられており、日本のIoT技術力を世界へ発信するプレゼンテーションの場や、IoTデバイスの技術開発/実証実験の場、IoTプラットフォーム構築の研究/改善の場としての役割も担っているとのこと。

 

こちらがエントランス。確かに入ってすぐ右側の壁にデジタルフォトフレームが掛かっていました。

 

そんなにいろいろIoTガジェットが試せるなら、「実際に泊まってみた」レポート記事をvsmediaに書こうかな…と思っていたのですが、実際に泊まってみたところ「本格的にIoTガジェットを試せるのはドミトリーではなく個室」という事実にブチ当たりあえなく撃沈していまいました…。自働でカーテンを開けるガジェットを見てみたかったのに…。もっとエントランス&ロビーやドミトリーにもIoTガジェットを置いてくれ!

 

でもまあ普通に新しくて快適なホステルでしたけどね。

 

こちらが一階にある共用キッチン。

 

コーヒー&紅茶は無料で飲めます。下の銀色のやつは製氷機。業務用の大きいやつですね。

 

冷蔵庫も大型のがあり。

 

ホステルなのでタオル類や歯ブラシ、耳栓、カミソリ、スキンケアセット、パジャマは全て有料。アイロンはエントランスで頼めば貸してもらえるスタイル。

 

こちらが宿泊フロアのドア。ドミトリー、個室、シャワーブース、洗面所、トイレが全てのフロアに集約されているので導線がすっきりしていて便利です。シャワーやトイレが別のフロアにあるとそれだけで結構時間をロスしますからね。

 

間取りはこんな感じ。今回私は3Fに泊まりましたが、3Fには3つの個室がありました。

 

洗面台は4つでハンドソープとドライヤーあり。

 

ここには物理的な鍵は一切なく全てがパスワード製です。

 

こちらがドミトリーですが、全てのベッドが壁で仕切られており事実上カプセルホテルです。

 

あと全てのベッドの位置が防音対策のためか微妙にズレていました。ちょっとしたスペースがあるベッドだと靴やスリッパ(無料)、荷物なんかを置けて便利ですが残念ながら私は一番端の上段のベッドだったので無し。

 

大きなトランク・キャリーバッグを置けるスペースもありますが鍵類は特になし。

 

鍵付きロッカーは全てのベッド分ありますが、このように小さいのでせいぜい貴重品類しか入れられません。

 

何気に親切だったのがこんなハンガースペースが複数設けられていたこと。タオルが有料なので持参している宿泊客も多かったのですが、このように干せるスペースがあるとカプセル内がゴチャゴチャせずに済みます。もちろん服も掛けられるし。
 
こちらがベッド(カプセル)の中。ハンガーと室内灯、コンセントのみという実にシンプルな構造です。
 
コンセントは普通のやつが一つとUSDが2つ。USBの方が多いところにさすが「IoT」を謳っているだけあるなあ…なんて思いました。もちろんノートPC、iPhone、モバイルバッテリー、Oculus Goを同時に充電しまくりました。
 
で、「IoT」を謳っているのはいいのですが、どうもビル自体は相当に古いらしく…
 
なんとシャワーブースを使用する際にわざわざ給湯器をONにしなければならない仕様でした。今時簡易宿泊施設だって蛇口ひねればすぐに湯が出るなんて普通なのに!…ということは、デカい給湯機がどこかに備え付けられているということ…そう、なんとドミトリーのエリアにそのデカい給湯器があり、誰かがシャワーを使うたびに「ボッ」というあのガスが点火する音が聞こえるのです。なので耳栓は持参した方が良いでしょう。
 
シャワーブースはまあ普通です。中にシャンプー、リンス、ボディソープあり。
 
 
なお、各シャワーブースの扉には入退室管理を非接触で行うキーが取り付けられており、ドミトリーでもIoTを体験できた!とふとうれしくなってしまいました。まあ取り付けているのが木のブロックということろがDIY炸裂ではありますが…
 
…とまあこんな感じのホステルでした。カプセルホテルやホステルに泊まり慣れている人なら快適に過ごせると思います。楽天トラベルの「お客様の声」には結構厳しいことを書いてる人もいますが、おそらくホステルが何なのか分かっていない人なんでしょう。海外のホステルに比べたら日本のホステルなんて天国みたいなもんです。それでまだオープンから4か月程度の新しいところなんだからこれで十分。ちなみに価格は楽天トラベルで予約して1泊3500円でした。欲を言うなら公共スペースやドミトリーにも何かしらのIoTガジェットが増えて欲しいです。
 

 

& HOSTEL KANDA