「Viridi」は多肉植物の寄せ植えを育てる園芸シミュレーションゲームです。一応「ゲーム」というジャンルではありますが、はっきり言ってゲームかと言われると疑問です。というのも基本的なプレイ方法は…
・鉢に多肉植物を植える
・たま~に水やりをする
・たま~に生えてくる雑草を抜く
・成長具合を観察する
だけ。しかも育ち方が妙にリアルで遅々として進まず、ゲームを始めてから1~2日は全く見た目が変わらないからです。もしかしたら育つスピードは実際の多肉植物と同じなのかもしれません。
まず最初に多肉植物を植える鉢を選びます。柄が妙に多く13種類もあり。形も様々で、いずれも個性的なデザインなので迷ってしまいます。
次に寄せ植えの基本パターンを3種類の中から選びます。つつがなく育てられたらこのスクリーンショットと同様の寄せ植えが完成しますが、途中で枯らしてしまったり、逆に水のやり過ぎで根腐れが起こったら勿論歯抜け状態となります。
私は一番頭がどうかしてそうな鉢を選び、3番目の「pallidus」という寄せ植えにしてみました…が、スタート時の状態はこんなの。どの多肉植物も芽の段階ではどれがどれやらサッパリ分かりません。画面はズームできるのでそれぞれの芽にズームすれば名前と状態は確認できるのですが、正直なところこれを眺めたところで面白くもなんともありません。この状態がだいたい3日くらい続きます。せっかちには向かないゲームですね。
…で、3日放置して4日目に久々に見てみたら…
お!鉢の中に何かヒョロヒョロ生えてる!もしかして多肉植物が成長した?…と一瞬喜んだのもつかの間、ヒョロヒョロと生えてきたものはただの雑草でタップしたらすぐに消えてしまいました。なーんだ…
しかしズームして見てみたら多肉植物もちょっとだけ大きくなっていたので4日ぶりに水やりをしました。それぞれの多肉植物をタップすると名前とその時の状態を知ることができるのですが、「Sated」が最良の状態で…
「Waterlogged」が水が多過ぎの状態。これ以上水やりすると根腐れを起こして死んでしまいます。
そして「Thirsty」が乾燥状態。このまま放っておくと枯れてしまうので、霧吹きで一回水やりをしましょう。
一週間が経過して、やっとそれぞれの多肉植物の色と形状の違いがはっきりと分かるくらいのサイズになりました。
なお、一週間に1つ新しい多肉植物の種が付与されるので、それを後から追加で植えることもできます。
とりあえずもらった新しい種を植えてみたところ。一体どんな姿になるのでしょうか?
もともとこれはSteamでPC向けに配信されていたフリーゲームでしたが、現在はスマホアプリ版も配信されています。いずれも無料なので興味のある人はプレイしてみて下さい。また一週間くらい経過して見た目が変わったら追加レポートしてみたいと思います。もうレビューというより観察日記を書く感覚に近いですね。