昨年4月にご紹介したフィンランド初のスーパーヒーロもの特撮長編映画「Rendel」ですが、なんと本当に日本公開が決定したそうです。以前のエントリに「六本木のフィンランド映画祭や渋谷のノーザンランツフェスあたり」と書きましたが、なんと公開されるイベントはフィンランドとも北欧とも直接関係のない毎年恒例のインディ映画の祭典「未体験ゾーンの映画たち2018」。以前もこのイベントでは「フィンランド人が突然食人鬼になってパックツアーでやってきたロシア人を次々喰いまくる」というルサンチマン炸裂バカスプラッター映画「フィンランド式残酷ショッピングセンター」が上映されているんですが、フィンランド映画祭やノーザンランツフェスが絶対公開しないであろうこうした作品を確実に拾う「未体験ゾーンの映画たち」には脱帽です。まあフィンランド映画祭もオープニング上映に「月からナチスの残党が攻めてくる」バカ特撮映画「アイアン・スカイ」を持ってきたりするので実はバカ映画偏差値はそこそこあるんですけどね。

 

 

 

「Rendel」の邦題はそのまま「レンデル」で、日本公開決定にあたり日本語版の予告動画も映画.comの記事で公開されていました。

「未体験ゾーンの映画たち」での公開はヒューマントラストシネマ渋谷で2月12日~3月16日までの間に全7回。その直後から青山シアターにてオンライン上映も3月いっぱい行われるそうです。詳しくはイベントサイトの上映作品のページをご参照下さい。

 

ところで日本公開が決まったフィンランド映画といえば、こちらも以前ご紹介した伝説的ハードゲイ・アーティスト「トム・オブ・フィンランド」の伝記映画もノーザンランツフェス2018にて公開が決定したそうですね。こちらは田亀源五郎先生のトークもあるとあって先行販売チケットが完売間近になるほど人気だとか。

 

 

来年2019年は日本とフィンランドの国交樹立100周年記念の年。まだ1年ありますが同国の外務省、観光庁、駐日フィンランド大使館、その他日芬両国の関係各社・団体は相当気合を入れて動いているみたいです。