Slushの規模拡大のせいか、もともと「死の月」と呼ばれていたくらい人気のなかった11月のフィンランド・ヘルシンキの宿泊費が高騰している件は既に過去記事に書きましたが、その高騰っぷりが半端なく、1年で相場が倍になってしまいました。Slushの会場付近のホテルは1泊10万円越えでも埋まっているくらい。どんなお大尽が泊まってんだよ!去年なんて渡航の3週間前でも1万円未満の部屋が普通にあったのに、今年は1ヶ月以上前にチェックしたら既に1万円未満の部屋はなく、Airbnbですら1万円超えは当たり前、安い部屋はあったものの「あなたはベッドを使って下さい。その間私はソファーで寝ます」という本当に人ん家に泊まるタイプの部屋ばかり。イベントの取材で旅行するのにさすがにそれはキツいでしょう。落ち着いて記事を書きたいし。
ということで、結局普通にBooking.com
で部屋を探して予約しました。泊まったのはホテルではなく家具・家電・食器付きのアパート「Stay Finland Apartments Helsinki
」です。お値段は5泊で570ユーロ(約7万6000円)!ちなみにこの価格、昨年のヘルシンキ9泊10日とほぼ同じ額です。やっぱり倍の相場になってる!でもこれでも一番安い宿泊場所だったんですよね…
ここの特徴は、特定の建物が丸ごと一棟宿泊施設になっているのではなく、普通にヘルシンキ市民が住んでいる集合住宅の中の1部屋を旅行者の宿泊用に貸し出しているという、まさにAirbnbみたいなことをアパートの管理会社がやり、Booking.comなどのホテル予約サイトに掲載していること。そのため同じ価格でも予約の時点ではどこの部屋に割り振られるかは分からず(後日その時空いている部屋に割り振られ住所がメールで知らされるシステム)、予約サイトの住所にもただ「Various locations in Helsinki」と記載されているのみ。これ、普通の観光旅行だったらまだ許容範囲でしょうが、特定の場所に行かなければならない「目的」がある旅行の場合は何気に厄介です。だって目的地から思いっきり離れた場所にある部屋に割り振られたら移動が大変になるから。私の場合、Slushの会場に行かなければならないので本当はこれは困りものだったのですが、安さには代えられません。まあそれでも1泊1万円超えですがね。
で、どういう部屋だったかというと…
こういうところでした。もう完全に住める。ここで生きていける!
冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなど生活に必要な家電が全て揃っているだけでなく、洗剤やボディーソープなど消耗品まで完備。もちろん高速Wi-Fi完備。完璧です。部屋の構造はワンルームですが勿論日本のそれよりは広く(だいたい10~12畳くらい)、さらにアパート全体がセントラルヒーティング且つ窓とドアも二重構造なので、エアコンや暖房機器がなくても一歩部屋に入ったらTシャツ1枚でも余裕で過ごせるほど温かかったです。
ベットと玄関スペースを区切るこれは…
床から天井まで届くクローゼットでした。収納スペースを部屋の区切りにするとはなんて合理的な間取りなんでしょうか。
このクローゼットには掃除機と掃除用品一式、延長コード、アイロン、アイロン台、洗濯物干し、各家電の説明書が入っていました。こうしたウィークリーアパートはリネンの取り換えや掃除はなく、「道具は全部揃ってるんだから全部自分でやれ!」というシステムですが、私的にはそっちの方が気を遣わずに済み気楽です。
Stay Finland Apartments Helsinki






















