「VRコンテンツ」カテゴリで投稿しようかとも思いましたが、現時点でPC画面からのみ利用しているので今のところ「仮想空間・アバター」カテゴリで投稿します。

 

5月31日、VR空間上でイベントやライブを楽しめるソーシャルVRサービス「cluster.」の正式サービスがスタートしました。この「cluster.」は、TwitterかFacebookのアカウントでログインするか、メアドでユーザー登録することで誰でも自分のVR空間「ルーム」を開設することができ、そこで他のユーザーとチャットしたり、画像やPDF、動画を見たりできるというもの。同様のサービスは既にFacebookをはじめとする海外企業がいくつかオープンしていますが、遂に国産のソーシャルVRサービスが出てきたな、という感じです。

 

こんなイベントスペースのような空間をサクっと持てます。

 

手順は、「cluster.」のサイトにアクセスしてそこから自分のアカウントを作り、さらにPCに専用アプリをインストールするというもの。形式としては3D仮想空間「Second Life」などに代表される既存の3D仮想空間サービスとだいたい同じです。専用クライアント立ち上げ型かよ…思ってしまいますが、要求スペックはSecond Lifeよりは低いはず。なぜなら借りもののショボいWindowsラップトップでもサクサク動いたからです。以下は実際にログインして撮影したスクリーンショットです。

 

 

正面には3面スクリーン。空間内に手持ちの画像やPDFをインポートしてここに映し出すことができます。

 

座席は階段状になってます。天井はプラネタリウムのようなドーム状。

 

これはVRサービスなのでPCのみの利用でも一人称視点。つまり自分のアバターを自分で見ることができません。たまに前方スクリーンに映る自分の姿を見られるだけ。現時点ではアバターのデザインはこんなロボットみたいなの一種類だけで、顔の部分にアイコン画像が貼られます。頭の上にユーザー名が表示されるのは3D仮想空間やネトゲと同じですね。

 

チャットウィンドウにテキストを入力すると向かって左側のスクリーンにそれが表示されます。

 

 

チャットの他に、サムアップ(Facebookいいねみたいな)や!マーク、ハートマーク、手拍子を表示することもできます。いちいち3Dオブジェクトで表示されるのがいい感じ。

 

スクリーンショットは空間内で撮影すると自動的に「cluster.」のサイト内の自分のマイページに保存されます。また空間内からスクリーンショットをTwitterに投稿することも可能。Webとシームレスに連動しているのがいいですね。あと各ルームには固有のURLが割り振られ、それを公開したり、空間内から友達を招待したりして「集客」することもできます。例えばいろんな資料をみんなで見ながら打ち合わせ…なんてビジネス系チャット&メッセージングサービスのように使うこともできます。

 

これと同様の「誰でもイベントスペースが持てる」系の仮想空間サービスは2D・3D問わず既に掃いて捨てる程あります。先に何度も書いているSecond Lifeは言うに及ばず、国内ではLINE PLAYやAmeba(ピグ)など、正直「使いやすさ」「とっつきやすさ」ならスマホアプリからもログインできる2D仮想空間の方がはるかに有利です。なので「cluster.」が今後”VRならでは”の強みをどう打ち出し、生かしていくか興味津々だったりします。とりあえずVRの面白さは実際に体験してみないと理解できないので、ユーザーの間口を広げる意味でもモバイルVRに対応してくれたらいいなとは思いますが。