最近、ヘルシンキ旅行の旅費の補填のためにまたメルカリで聖飢魔IIのグッズを売っているのですが、1989〜90年当時のツアーパンフレットの中にこんな広告があったのを発見しました。

 

 

聖飢魔IIはファミコン時代に「聖飢魔II 悪魔の逆襲」というアクションゲームをリリースしているのですが…

 

 

それとは別にアーケードゲームともコラボレーションしていたとは知りませんでした。広告によれば、アーケードゲームの開発・提供元はカネコでタイトルは「DJ BOY」。ちなみにカネコは当時東京の三鷹市を拠点としていたタイトーの下請けのゲーム開発会社でしたが、1990年から自社ブランド「KANEKO」のもとアーケード・コンソール向けゲームの提供を開始しました。しかし2000年に資金難によりゲーム事業から全撤退。その際に拠点も渋谷に移しています。

 

 「DJ BOY」については全く知らなかったのでちょっと調べてみたのですが、アーケード版とメガドライブ版があり、デーモン閣下が登場するのはアーケード版のみとのこと。ゲームの内容は、道でラジカセの音楽に合わせて踊っていた主人公が、突然クソガキ連中にラジカセを奪われてしまい、それを取り返すためにクソガキ達を追いかける…という横スクロールのローラースケートアクションゲームだそうですが、一体どこにDJ要素があるんでしょうか?そもそもなぜこのゲームに閣下が起用されたのでしょうか?あと実際にこのアーケードゲームをプレイした聖飢魔II信者はどれくらいいたのでしょうね?いろいろ謎の多いゲームとコラボ事例です。