これはDMMからリリースされた新たなPC向けブラウザゲームなんですが、モチーフはなんと「日本の総理大臣」。歴代総理が美少女キャラとなって登場するタワーディフェンスゲームなのです。
内容は、美少女化された歴代総理キャラ(らしき)「政霊」たちを編成・指揮し、「戦挙」で「ヤトー」を倒すというもの。今時常識となっている事前登録キャンペーンも行われず突然リリースされたのですが、事前告知すらはばかられるくらい可燃性の高いタイトルだったのでしょう。
ゲームを開始すると、最初に「このゲームはフィクションです。実在の人物、団体とは関係ありません。ホントに一切関係ありません。ただの美少女が戦うファンタジーです。」と、怯えている感満々の注意書きが表示されます。
続いて、謎のキャラ「ナイカク」登場しストーリーを解説してくれます。それによれば、「コッカ」と呼ばれる地が「ヤトー」という「用もないのに地方に出かけ」「女遊びにうつつを抜かし」「リョーシュー書を経費で落としたりする」恐ろしい敵が現れたので助けてほしいとのこと。
そこで「政霊(ユニット)」を「組閣(パーティ)」し「戦挙(バトル)」を行います。ちなみにアイテムは「国庫」でガチャは「任命」です。
ところがギリギリなコンセプトとは裏腹にタワーディフェンスゲームはムチャクチャよく出来ています。時間経過で貯まる「マナ」(スタミナ)を使ってキャラを出撃させ、各キャラに設定されているスキルを発動し、敵を攻撃しつつ敵陣営の陣地を攻略していきます。実に真っ当でプレイのし応えがあります。
戦挙に勝つとランダムに新しい政霊がドロップされるのですが、これが本作の一番の魅力(?)です。彼女は「マロン・サイトウ」ですが、総理経験者でサイトウと言うと斎藤実?
「政霊」から各キャラのステイタスやスキルなどのデータが見られます。西園寺公望は元公家の人だから”高貴”など本人や内閣のネタがさり気なく盛り込まれているのがヤバげですね。
(おそらく)松方正義
Wikipwdiaをチェックしながらプレイすると歴史の勉強になります。
ガチャはノーマル、プレミアム、11連とありますが、いまのところノーマルでもそこそこレアなやつが出ます。
なお、各キャラとは料亭風のところで「密会」し、「贈り物」をすることで好感度を上げることができます。好感度が上がると新しい台詞を喋るようになったり、ステイタスが上昇したりしますがパンチが効き過ぎです。しかし、本作最大のヤバい機能は「胸のところをクリックするとちゃんと胸タッチ判定が出る」こと。美少女化した歴代総理大臣の胸を触るって上級者向け過ぎるだろ!
なんだか突然消滅しそうな気もするので怖くてまだ課金はしていませんが、万が一消えた時に供えスクリーンショットだけは小まめに撮っておこうと思います。