
久々に有料アプリを買ったのですが、十分その価値があると思える内容でした。
この「トイクルヒーロー」は、昔懐かしいファミコン時代のJ-RPGを模した英語リスニング学習アプリです。ネイティブが喋る英語を聞いて正しいものを選んで解答することで敵に攻撃するというルール。

ゲームはあるリーマンの独白から始まります。今時よくある事例ですね。英語力の無い者は去れ!というやつ。

ところがこのリーマン、寝ておきたらなぜか見知らぬ「トイクル王国」の勇者になっていた!トイクル王国は「グローバル軍」に攻められ、あと1年で滅ぼされてしまう運命に。そこでリーマンは勇者となってグローバル軍と戦うことになりました。

グローバル軍と戦うには英語力が必要です。というか英語力=戦力となります。

ところが城の中の連中はどいつもこいつも危機感の無いバカばっか!まるで使い物になりません。ここら辺は現在の日本人、特に年寄りを反映しているようで皮肉たっぷりです。というかこのゲームには「仲間」が存在しません。なんだか初代のドラゴンクエストを思い出します。このゲームの対象年齢はこうしたファミコン全盛期のJ-RPGをリアルタイムにプレイしていた30代~40代なのかも。

使い物にならない城の連中は放っておいていよいよ冒険の旅に出発です…ってこの雰囲気!懐かし過ぎる!!バーチャルパッドで移動するのもいい感じです。これぞ黎明期のJ-RPG。

戦い方は、「ネイティブが発音する単語や文章を聞き取る」→「正しい答えを選ぶ」というもの。正しいものを選ぶと敵に攻撃できますが、間違うとただ攻撃を受けるだけで、それだけ早くHPが消費され、ゲージが0になると死にます。どうしても分からなかったりHPがヤバそうなときは「逃げる」を選択することもできますが、100%逃げ切れるわけではないので多用はできません。でもまあさすがにこれは聞き取れますけどね。

やった!正解!弱い敵はノーダメージで一撃で倒せることもあり。レベルが上がるごとにリーマンの攻撃力や防御力、HPゲージもUPしていきます。

とりあえず城から一番近い村に到着。もし死んだ場合、今後は死ぬ前にいた一番近い村に飛ばされることとなります。ちなみに一回死ぬと3日消費してしまい、その分国の滅亡が早まることに…

村では村民に情報を聞いたり、ポーションを貰ったり、アイテムを買ったりできます。アイテムは買えるうちに買っておくと後々楽になります。というのもこのゲーム、最初のうちはポーションを1個しか持てないから。つまりHP回復は1回のみ!なんてシビアなシステムなんでしょうか。

で、村を出てからまたモンスター達と戦いレベル上げ&金稼ぎをするのですが、だんだんと「モンスター名と問題」がリンクしていることが分かってきます。例えば「ごめんフロッグ」は謝罪の言葉で、「OKキノコ」は感謝の表現だったりと。プレイしていると何度も同じモンスター(問題)と出会いますが、それも繰り返し練習になるので良いトレーニングになります。

また遠出すればするほど難しい問題を出すモンスターに出くわすようになってきます。例えばこんな「聞き間違えやすい単語」ばかりを並べてくる奴など。いろいろな問題を解くうちに「単語」だけを聞き取る問題よりも少々長くても「文節・文章」を聞き取る方が楽だということが分かってきます。

そしてもうちょっと遠くの村に到着。「イナーカの村」ってwwwwwww

遠くに行くと村民の話の内容も徐々にグレードアップしていきます。ここではビジネス会話によく出てくる英単語を交えた話ががチラホラと。やはりこれは30~40代のビジネスパーソンを対象にしたゲームなのかも。

ちなみに私、自慢じゃありませんがレベル10くらいまでノーミスで進むことができ、調子をこいてポーションの補充や宿屋で一休みもまるっきりせずガンガン進んでいたら遂に殺されてしまいました。強いモンスターだと正解しても結構な勢いで攻撃されるので、HPゲージやポーションの有る無しをちゃんと確認しながら進めないと死んでしまうんですね。ただ問題を解くだけでなく、こうしたJ-RPGの感覚もないと進められないとは本当によくできたゲームです。

序盤のボス戦(゜∀゜)キター!!!! 日本人の苦手な「L」と「R」の聞き取り!正解しても攻撃されてかなりHPが削られる!ボス戦の前にはポーションの補充は必須です。あーこの感じ懐かしい!!
…とまあこんな感じのゲームです。初期J-RPGの雰囲気とリスニング問題が上手く融合していて本当によくできています。200円の有料アプリですが納得の出来。子供の頃J-RPGにドップリ浸かっていた人にはマジでオススメです。でもある程度英語力のある人には序盤のバトルはちょっと退屈かも。そんな人はレベル上げと金稼ぎだと割り切ってプレイしてみて下さい。
ダウンロードはこちらから(iOSのみ)↓








