ヤク中が突然凶暴化しホームレス男性の顔を喰ったという衝撃的な「マイアミゾンビ事件」(Wikipedia)を覚えていますか?

マイアミからマイアミビーチへ向かうハイウェイの途中にて、ルディ・ユージーンと言う青年が、ロナルド・ポッポと言う浮浪者を襲う事件が発生。全裸の加害者が被害者の顔面を食すという猟奇的な状況だったため、駆けつけたマイアミ警察の警官によってユージーンはその場で射殺された。後に、付近の防犯カメラで撮影された、ユージーンがポッポの左目を含む顔の大部分を食してゆく様子が収められた18分間の動画が公開され、ユージーンはマイアミゾンビ(Miami zombie)またはコーズウェイの食人鬼(Causeway Cannibal)と呼ばれて全米を震撼させた。(Wikipediaより)

この事件が起こった当初、私のTwitterのタイムライン上には「(被害者の)人生終わったな」「生き残ってもこんな顔なら死んだ方がマシだ」「どうせ感染症で死ぬだろ」といった感想が並び、実際私もそう思っていました。

ところがそれから2年後、なんと被害者のRonald Poppo氏が無事回復しており、しかも事件前よりも健康になっていたのです。以下英デイリーメールより写真借用。

マイアミゾンビ1

マイアミゾンビ2

マイアミゾンビ3

マイアミゾンビ4

マイアミゾンビ5

いろいろな海外サイトの記事を回ってみたところ、事件後にマイアミの地元民を中心に「Poppoさんを助けよう!」というチャリティ活動が興り、最終的に$100,700(約1030万円)もの寄付金が集まったとのこと。そして彼はマイアミのジャクソン・メモリアル病院に入院し、顔の再建手術を受けつつ作業療法士とリハビリに励むという生活を送れるようになったそうです。事件前はガリガリにやせ細り日焼けした”いかにも”なアメリカの浮浪者という外見だったのに、入院して三食食べる規則正しい生活を送ったら体重が10キロ以上増え、肌も白くなり、さらに有志が消息を断っていた彼の家族を見つけ出すという超展開まで付いてくる始末。残念ながら失明は免れませんでしが、現在は白杖を使って自力で歩けるようになりギターを弾く勉強もしているとか。今でもTwitterでハッシュタグ「#Wishes4Poppo」を検索すると彼に対するポジティブなメッセージが見られます。

アメリカは国民皆保険が無く政府の保険・医療政策はクソですが、個人同士の「助け合い精神」はちゃんとしているのではないかと思います。少なくとも「(被害者の)人生終わったな」「生き残ってもこんな顔なら死んだ方がマシだ」「どうせ感染症で死ぬだろ」と思う日本人よりはあったかいんじゃないでしょうか。

以下は支援してくれた人々に対するRonald Poppo氏のメッセージ動画です。