さっき彼らのFacebookでのつぶやきで知ったのですが、アメリカのバカエロ80年代風LAメタルバンド「Steel Panther」がニューアルバム「ALL YOU CAN EAT 」の制作資金をクラウドファンディングプラットフォーム「Pledge Music」(プレッジミュージック)で収集しています。現時点で既に目標達成率72%なのでかなり早いペースで資金が集まっているみたいです。
仕組みは他のクラウドファンディングプラットフォームとほとんど同じ。支援額に応じていろいろな特典があるのですが、その中にしれっと「Pizza + Naked Picture of Satchel」があるのがwwwwwそりゃファンは支援するわwwwww
Steel Pantherがどんなバンドかはこちらの動画をご覧下さい。
とても21世紀のバンドとは思えないwww ちなみに私は彼らのステージを2回見たことがあります。というか1回目がこの動画にあるLoud Parkでした(2回目は今年のOzzFest Japan)。
前にもこのブログに書きましたが、彼らはもともとアメリカ西海岸を拠点にしていた80年代メタルをコピーするコミックバンドでした。しかし確かな演奏技術と楽しいMCが話題になり観客によってライブ風景がバンバンYoutubeにUPされ、それがきっかけとなってさらにファンが増え、そして遂に40歳にしてメジャーデビューというソーシャルメディアの恩恵を被りまくったバンドです。彼らのようにソーシャルメディアを使って草の根でファンを増やしたバンドにはクラウドファンディングという手法は合っているのかもしれません。しかし彼らは既にメジャーレーベルから2枚フルアルバムをリリースしており、現在も各国の大型フェスに出演し今後もヨーロッパツアーが控えているという売れっ子バンドとなりました。なのに今更クラウドファンディング?とちょっと不思議な感じがしますが、もう海外では「金が無いから」「無名だから」クラウドファンディングを活用するという風潮ではないのでしょう。
なお、彼らが活用中の「Pledge Music」は英ロンドン発の音楽専門のクラウドファンディングプラットフォームです。ファウンダー自身もミュージシャンで、レコーディング費用捻出に苦心しているアマチュアやインディーズ、マイナーなアーティストのために同サービスを立ち上げたとのこと。仕組みは、アーティストが自分達のファンを対象に各種出資額を設定しレコーディング費用を募るというもので、ファンは自分が出せる範囲内での出資をサイト上で「プレッジ(約束)」します。設定期間中に目標金額が達成された際に「プレッジ」した人々のクレジットカードから出資額が引き落とされ、目標金額が達成されない場合は引き落とされません。アーティストは出資金額に応じて様々な特典を提供します。
こうしたクラウドファンディングの利点は、不特定多数からまとまった資金を調達できるだけでなく、その活動を通してファンと直接的なコミュニケーションができる点にあります。またこの活動自体が宣伝となりさらに新たなファンを獲得することも可能です。ファンもただソーシャルメディア上で情報を取得するだけでなく、金を出すことにより自分も活動に「参加している」という意識を持つことができます。ファンにしてみれば自分の支援でリリースが実現した音源をGETできたら普通に買うよりも嬉しさ倍増ではないでしょうか。
将来的にこの手法が全世界で一般的になれば、既存のCD販売に固執し一般受けしそうなアーティストにのみ注力するレーベルや事務所はやがて死滅するでしょう。
http://www.pledgemusic.com/projects/steelpanther
仕組みは他のクラウドファンディングプラットフォームとほとんど同じ。支援額に応じていろいろな特典があるのですが、その中にしれっと「Pizza + Naked Picture of Satchel」があるのがwwwwwそりゃファンは支援するわwwwww
Steel Pantherがどんなバンドかはこちらの動画をご覧下さい。
とても21世紀のバンドとは思えないwww ちなみに私は彼らのステージを2回見たことがあります。というか1回目がこの動画にあるLoud Parkでした(2回目は今年のOzzFest Japan)。
前にもこのブログに書きましたが、彼らはもともとアメリカ西海岸を拠点にしていた80年代メタルをコピーするコミックバンドでした。しかし確かな演奏技術と楽しいMCが話題になり観客によってライブ風景がバンバンYoutubeにUPされ、それがきっかけとなってさらにファンが増え、そして遂に40歳にしてメジャーデビューというソーシャルメディアの恩恵を被りまくったバンドです。彼らのようにソーシャルメディアを使って草の根でファンを増やしたバンドにはクラウドファンディングという手法は合っているのかもしれません。しかし彼らは既にメジャーレーベルから2枚フルアルバムをリリースしており、現在も各国の大型フェスに出演し今後もヨーロッパツアーが控えているという売れっ子バンドとなりました。なのに今更クラウドファンディング?とちょっと不思議な感じがしますが、もう海外では「金が無いから」「無名だから」クラウドファンディングを活用するという風潮ではないのでしょう。
なお、彼らが活用中の「Pledge Music」は英ロンドン発の音楽専門のクラウドファンディングプラットフォームです。ファウンダー自身もミュージシャンで、レコーディング費用捻出に苦心しているアマチュアやインディーズ、マイナーなアーティストのために同サービスを立ち上げたとのこと。仕組みは、アーティストが自分達のファンを対象に各種出資額を設定しレコーディング費用を募るというもので、ファンは自分が出せる範囲内での出資をサイト上で「プレッジ(約束)」します。設定期間中に目標金額が達成された際に「プレッジ」した人々のクレジットカードから出資額が引き落とされ、目標金額が達成されない場合は引き落とされません。アーティストは出資金額に応じて様々な特典を提供します。
こうしたクラウドファンディングの利点は、不特定多数からまとまった資金を調達できるだけでなく、その活動を通してファンと直接的なコミュニケーションができる点にあります。またこの活動自体が宣伝となりさらに新たなファンを獲得することも可能です。ファンもただソーシャルメディア上で情報を取得するだけでなく、金を出すことにより自分も活動に「参加している」という意識を持つことができます。ファンにしてみれば自分の支援でリリースが実現した音源をGETできたら普通に買うよりも嬉しさ倍増ではないでしょうか。
将来的にこの手法が全世界で一般的になれば、既存のCD販売に固執し一般受けしそうなアーティストにのみ注力するレーベルや事務所はやがて死滅するでしょう。
- 鋼鉄の玉!/作者不明
- ¥2,381
- Amazon.co.jp
- 鋼鉄の女豹/ユニバーサル インターナショナル
- ¥2,500
- Amazon.co.jp