今更感想です。


















Ozzfest Japanが終わった後は完全に死んでいました。荒廃し切った秋田県横手市に帰ってくると、あの出来事は自分に都合の良い夢想だったのではないかという気分になってきます。特にBlack Sabbathのステージは未だに現実味がありません。伝説は実在し生きているという事実にまだ脳が追いつかないからだと思いますが。しかし彼らを見て「これはやばい」と感じる傍ら「あの人(トニー・アイオミ)女風呂を必死に覗こうとしてたんだよなー」と思っていたことをここにご報告致します。

なお、既にONETOPIにも取り上げFacebookにも書いたのですが、OzzfestのPR担当会社からのOzzfest Japan開催後の正式なプレスリリースが出ました。

http://www.msopr.com/press-releases/ozzfest-japan-debuts-to-capacity-crowds-may-12-and-13-2013-at-makuhari-messe/

このプレスリリースによれば、各日2万人分のチケットはソールドアウトしたことになっており(実際は両日とも当日券が発行されました)、またシャロン・オズボーン氏は既にOzzfest Japan 2014開催に向けて話し合いを始めているとのこと。なお、SlipknotのClownもコメントを寄せており、日本及び日本のファンを愛していると言っています。

しかし、私としてはもし来年もやるのであれば日本側のプロモーターをクリエイティブマンあたりに変えてくれと思います。というか今回Ozzfest Japanに行って、これまで何の気になしに行っていたLOUD PARKが如何に細部まで考え運営されていたフェスだったか痛感しました。今までそれが当たり前だと思っていて本当に申し訳ございませんという感じです。

Ozzfest Japanの日本側プロモーターが具体的にどうダメだったかは既に多くの人がTwitterやFacebookなどでつぶやいているのでここでいちいち具体的に挙げるのは省略しますが、私が思うに今回一番被害を被ったのはももいろクローバーZのファンの方(モノノフ)です。Ozzfest Japanは禁止事項が洒落にならないくらいたくさんあったのですが、その中に「ヲタ芸禁止」「サイリウム持ち込み禁止」「ギャラパー(ギャラクシーパーカー)着用禁止」というのがあったんですね。Ozzfest Japanの出演者最終発表でももいろクローバーZの出演がアナウンスされた時からもう大炎上していたので、おそらくこの禁止事項は「一触即発状態からモノノフ達を守る」という意図のもと設けられたのだと思いますが、同じチケット代を払っているのになぜ他の観客よりも服装や持ち物、行動を制限されなければならないのか?と考えると非常に理不尽です。

ちなみにOzzfest Japanの禁止事項の多さを英語でTweetしたら案の定外国人から「理不尽だ!」「まるで北朝鮮!」「オリジナル(のOzzfest)と全然違う!」と言われました。


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