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Ameba Picoに続き…ジークレストの海外向けアバターオンラインコミュニティ「TinierMe」も12/10にサービス終了
ということで、こちらも記念にスクリーンショットを貼っておきます。クリックで拡大。
私はTinierMeにはFacebookからログインしていました。なので画面サイズは少々小さめ。
TinierMeでは毎日ログインする度に無料ガチャが回せるので無課金でもかなりいい感じにアイテムをGETすることができました。これも消えてしまうのか…Ameba Picoでも同じことを思いましたが、日本版のアットゲームズの自分のアカウントにそっくり送りたい…不可能ですが。
ちなみにTinierMeでも空間の名前は「セルフィタウン」です。構成もアットゲームズの方とだいたい同じ。
ガチャのアップデートもかなり頻繁に行われていました。またアットゲームズほどではなくても、初音ミクを始めとするボーカロイド、ハローキティと一緒、ハガレン、ヘタリアなどの日本のコンテンツとのタイアップも行っていました。
さらにTinierMeの中でミニゲームもできたり。
これは私の推測ですが、Ameba PicoもTinierMeも機能的には全く問題ありません。また実際にログインしてみると分かりますが過疎っているわけでもない。じゃあ何がダメだったのか?それは「海外ユーザーの課金額」ではないでしょうか?
日本人が仮想アイテムに費やす金額はぶっちぎりで世界一です。仮想アイテムだけでなくスマホ向けの有料アプリの購入額もハンパない。例えば世界中に2億人以上のユーザーを有するフィンランドの仮想空間「Habbo Hotel」と日本のアメーバピグを比較すると、アメーバピグはHabbo Hotelの約1/10のユーザー規模であるにも関わらず年間の売上はHabbo Hotelの倍以上です。つまりそれだけ日本人は仮想通貨・仮想アイテムにリアルマネーを費やすことに抵抗が無いということ。
だから日本と同じ感覚では海外向けサービスの運営はできないのでしょう。まあそんな状況も時間が経てば変わるのでしょうが(実際に日本発のスマホ向けソーシャルゲームアプリRage of BahamutとDark Summonerは北米のApp StoreやGoogle Playの売上ランキングNo.1になってるわけで)、問題は変わるまで運営し続けなければならないということです。その間の開発工数&ランニングコストは?と考えると……
で、思ったのですが、現在のアメーバピグとアットゲームズはサービスはそのままに英語サポートをやるといいのではないでしょうか?実際、現在のアメーバピグにも結構な数の海外ユーザーがログインしています。特に日本のコンテンツが好きなギークは日本語表記のサービスにも頑張ってログインするものです。ちょっと英語表記の部分を増やすだけでもかなり違うのではないでしょうか?
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