この間ヒストリーチャンネルで「古代エジプトの死者の書」のドキュメンタリーを見たのですが、これがムチャクチャ面白かったのでメモしときます。
古代エジプトの「死者の書」とは埋葬の際の副葬品の一つで特別丈夫なパピルスに描かれた文書のこと。全189章で構成されており、死後の世界で次々と現れる怪物や困難に対処するための方法や呪文が絵と共に書かれています。例えば「三途の川ではこんな怪物が出てくるからこの呪文を唱えろ!」というように。死者が死後の世界に 「死者の書」 を携えていくと、書に描かれた絵がまるでゲーム画面のように動き出してちゃんとその時々の対応をしてくれるのだとか。また「死者の書」には様々な「付属品」(アイテム)も付けることもできました。例えば第6章では神様の土地で一定期間畑仕事をしなければならないのですが、奴隷の人形を作っておくと自分の代わりに彼らに畑仕事をやらせることができるため、非常に人気のアイテムだったそうです。
この「死者の書」は当初は王族しか作れないものでしたが、時が経つにつれ貴族も作れるようになり、さらに時が経つと富裕層へ、さらには一般人や貧民へも広まっていきました。しかしそれでも「死者の書」と付属品の製作費は非常に高価で、高給取りの職業である「書記」でもちゃんとした「死者の書」を準備するには半年分の給料が必要だったとか。基本的に「死者の書」は全て自分だけのオーダーメイドで、予算に応じて神官がアドバイスを加え、どの呪文を書いてどの呪文を省くか、どの付属品を作ってどの付属品を省くかを本人の希望で”編集”しました。例えば「俺は金持ってないから畑仕事は自分でやるわ」とか「この呪文高いんで自力で怪物と戦うわ」とか。
…で、ふと思った。これは「死のゲーミフィケーション」ではないかと。というかこの「死者の書」って完璧にゲームの攻略本ですよね?あと付属品って要するにアイテム課金ですよね?金をかければゲームを有利に進められるアイテムが買えるというw
おそらく古代エジプト人は「死」をゲーム化することにより死への恐怖を克服していたのではないでしょうか?今ある宗教だと、死んで天国へ行けるか、来世へ進めるかはそれこそ”神のみぞ知る”事柄ですが、この古代エジプトの「死者の書」では来世へ行けるかどうかは死後の世界を「クリア」できるかどうかにかかっています。つまり前もって準備をしたり戦ったり自分の力でどうにかすることができる。これは古代エジプト人の気質をも反映しているとも考えられます。あと「死者の書」を作ることで経済も回せます。特別丈夫なパピルス紙を作る職人、字を書く書記、絵を描く絵師、付属品を作る職人と多くの職を作ることができ、その技術を継承することができる。さすが古代エジプト、伊達や酔狂で四大河文明の一つをやってるわけじゃないですね。
この「死者の書」は現在発見されているものだけでも2000以上あるそうです。というか「死者の書」を題材にアドベンチャーゲームを作ったら結構面白くなるんじゃないでしょうか。
古代エジプトの「死者の書」とは埋葬の際の副葬品の一つで特別丈夫なパピルスに描かれた文書のこと。全189章で構成されており、死後の世界で次々と現れる怪物や困難に対処するための方法や呪文が絵と共に書かれています。例えば「三途の川ではこんな怪物が出てくるからこの呪文を唱えろ!」というように。死者が死後の世界に 「死者の書」 を携えていくと、書に描かれた絵がまるでゲーム画面のように動き出してちゃんとその時々の対応をしてくれるのだとか。また「死者の書」には様々な「付属品」(アイテム)も付けることもできました。例えば第6章では神様の土地で一定期間畑仕事をしなければならないのですが、奴隷の人形を作っておくと自分の代わりに彼らに畑仕事をやらせることができるため、非常に人気のアイテムだったそうです。
この「死者の書」は当初は王族しか作れないものでしたが、時が経つにつれ貴族も作れるようになり、さらに時が経つと富裕層へ、さらには一般人や貧民へも広まっていきました。しかしそれでも「死者の書」と付属品の製作費は非常に高価で、高給取りの職業である「書記」でもちゃんとした「死者の書」を準備するには半年分の給料が必要だったとか。基本的に「死者の書」は全て自分だけのオーダーメイドで、予算に応じて神官がアドバイスを加え、どの呪文を書いてどの呪文を省くか、どの付属品を作ってどの付属品を省くかを本人の希望で”編集”しました。例えば「俺は金持ってないから畑仕事は自分でやるわ」とか「この呪文高いんで自力で怪物と戦うわ」とか。
…で、ふと思った。これは「死のゲーミフィケーション」ではないかと。というかこの「死者の書」って完璧にゲームの攻略本ですよね?あと付属品って要するにアイテム課金ですよね?金をかければゲームを有利に進められるアイテムが買えるというw
おそらく古代エジプト人は「死」をゲーム化することにより死への恐怖を克服していたのではないでしょうか?今ある宗教だと、死んで天国へ行けるか、来世へ進めるかはそれこそ”神のみぞ知る”事柄ですが、この古代エジプトの「死者の書」では来世へ行けるかどうかは死後の世界を「クリア」できるかどうかにかかっています。つまり前もって準備をしたり戦ったり自分の力でどうにかすることができる。これは古代エジプト人の気質をも反映しているとも考えられます。あと「死者の書」を作ることで経済も回せます。特別丈夫なパピルス紙を作る職人、字を書く書記、絵を描く絵師、付属品を作る職人と多くの職を作ることができ、その技術を継承することができる。さすが古代エジプト、伊達や酔狂で四大河文明の一つをやってるわけじゃないですね。
この「死者の書」は現在発見されているものだけでも2000以上あるそうです。というか「死者の書」を題材にアドベンチャーゲームを作ったら結構面白くなるんじゃないでしょうか。
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