グリーン繋がりということで緑の豚がGreen Dayのメンバーに扮しています。日本人の目から見たら思わず「これはヤバイだろ…」と呟いてしまう程ブサイクですが、外国人の目から見るとかわいかったりするんですかね?
ちなみにこのコラボ開始に先駆け、Rovioの中の人がサマソニの会場でAngry Birds人形を配ったらしいです。Green Dayのファンで且つAngry Birdsのファンでもあるという人って日本ではどれくらいいるんでしょうか。
で、このコラボはGreen Dayというビッグなバンドが動いたという時点でもう凄いことなのですが、本当に凄いのは「オフィシャルでGreen Dayの楽曲が無料配信されている」ということです。ゲームのBGMとしてGreen Dayの楽曲が使われているだけではなく、このコラボステージ10面を全てクリアすると新曲を丸ごと1曲フルで聴けてしまう。もともとこのコラボはGreen Dayの新譜リリースに合わせたものなので、それをより人々に”覚えてもらう”ためのゲームを使ったプロモーションというわけです。ちなみにアーティストが楽曲のプロモーションのためにゲームを活用するという事例は海外には山のようにあり、有名どころとしてはレディ・ガガがZyngaの農業ソーシャルゲーム「FarmVille」とコラボレーションしてゲーム内で新曲を無料配信したことがありました。
海外ではプロモーションのため楽曲を無料配信することが当たり前になっていますが、「楽曲を発売前に無料公開して凄いだろ!」という段階はとっくに過ぎていて、発売されるまでに「どうすれば発売前により多くの人に覚えてもらえるか?」を試行錯誤する段階に来ているのかもしれません。で、覚えてもらう手段としてゲームを利用する。人間は自分から能動的に行動したことはなかなか忘れません。それをオンラインで手っ取り早くやるならゲームは最適なコンテンツです。
しかし私としては、折角Angry Birdsはフィンランド産のゲームなんだから自国のヘヴィメタルバンドともっとコラボをすればいいのに…と思ってしまうのですが。
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