最低最悪ワースト県の秋田県


秋田県は最低最悪の場所です。現在の日本に於いて、秋田県ほど最悪な都道府県が他にあるでしょうか?自殺率、鬱病患者数、乳幼児及び胎児の死亡率、癌患者数及び癌による死亡率、骨粗鬆症患者数、アル中患者数、人口減少速度、経済成長最低、子供人口最低etc...と、とにかく秋田県の最低最悪な点を挙げればキリがありません。秋田県はまるで日本のダメなところを全てかき集めて踏み固めたような所です。2chでは「陰湿秋田」「秋田なんて生まれた時点で本当に負け組 」「秋田土人」「人間の住むところじゃない」と言われています。秋田県民の私からすると、それらは全て事実です。
そして何より人間がダメです。先に2chで「陰湿秋田」と言われていると書きましたが本当にそのとおり。加えてムチャクチャ嫉妬深い。アホかというくらい細かいところまで他者を”監視”し、くだらないことで嫉妬しイヤミや悪口を言いまくります。私の家でも父が肺癌になり4月に死にましたが、癌になってから死後に至るまで本当に嫌なことがたくさんありました。というか現在進行形で今も嫌なことがてんこ盛りです。

そこで先日、あまりにもクソなことが起こったので英語で秋田県はクソだと散々Twitterでdisったところ、Facebookのフィンランド人の友達がFacebookチャットで話しかけてきました。ちなみに私はTwitterのTweetをFacebookに連動させています。

フィンランド人:「お前の住んでいる所はそんなにクソか?」
私:「マジでクソだ。まともな人間の住むところじゃない」
フィンランド人:「秋田県ってどんな所?」
私:「人口がシャレにならないくらい少なくて、特に子供がいなくて年寄りばかり。土地も山と森林がほとんど。冬はアホみたいに雪が降ってクソ寒くて太陽なんかロクに見れない。企業や工場の誘致もまともにできなくて主な産業は農林業。でも百姓は超貧乏で公務員天国。そしてアル中と鬱病が多くてみんなすぐに首吊って自殺する。マジでクソだ。」
フィンランド人:「なんだそれフィンランドとそっくりだ。じゃあ秋田県はフィンランドを丸パクリすれば?」


秋田県とフィンランドがそっくり…


言われてみれば確かにそうかもしれません。

私はメタル系やIT系の繋がりからフィンランド人のFacebook友達やTwitterのフォロワーさんが結構いるのですが、彼らから得られる情報及び自分で調べた情報を元に比較すると、確かに秋田県とフィンランドはそっくりと言えばそっくりです。まず風土・気候。フィンランドは国土の約70%が森林で湖もたくさんあり、地盤は強固で地震も無い。夏は夜になっても太陽が沈まない「白夜」が続くことで知られています。その代わり冬になると豪雪で気温は-20°くらいまで下がり、さらに太陽が全く出ない日が続きます。さらに国土の北は湿地帯且つ北極圏。そんな風土・気候であるにも関わらずなんと昔は国の主要産業が農林業で人口の半数以上がそれらの職業に従事していたとか。そのため昔のフィンランドは経済の衝撃に弱い貧乏国家だったそうです。そんな寒くて人間の住む場所自体狭いところで農業に頼るなんて貧乏になるのは当たり前、もうバカなんじゃないかと思いますが、考えてみたら今の秋田県がまさにそうでした。私の家も農家だし。

ところが、そんな貧乏クソ田舎フィンランドは1980年代以降ハイテク産業を基幹とするヨーロッパ有数の経済大国へと変化しました。最も良く知られているのは携帯電話のNokia(最近落ち目だけど)。またLinuxも有名です。あと最近ではゲーム系、スマホアプリ系、ソーシャル系サービスのベンチャー企業の勢いがとにかく凄い。「お!これなんか面白いな」というゲームやアプリの元を探るとフィンランドに辿り着くということが本当に多いです。農業中心の貧乏クソ田舎がなぜハイテク国家になれたのか?理由はいろいろあるのでしょうが、やはり大きいのはECと自由貿易協定を締結したことでしょう。これによって市場に”国際競争”が持ち込まれました。フィンランド人がよく言うのは「フィンランドは人口が530万人しかいないから国内だけだと市場が形成されない。だから最初から世界中を相手に稼がなければ喰っていけない」ということ。だから小学校3年生から英語の授業を始めて国民皆が英語ができるようにする。また学生の留学意欲も旺盛でチャンスがあればバンバン留学して他の国から情報や技術を持ち帰る。だからフィンランドのIT系の企業は”まずフィンランド国内で成功してから海外進出”なんてことはせず、サービスのローンチ当初からグローバル展開します。さらに国も教育にかなりの額の予算を割いています。まず幼稚園から大学まで学校という学校の学費が無料(私立は有料)で大学生には補助金も出す。OECD(経済協力開発機構)が行った学習到達度調査ではフィンランドの子供の学力は世界一だそうです。ちなみに国民一人当たりの図書館で借りる本の冊数もフィンランドが世界一だとか。尤もフィンランド人曰く「子供が少ないならとにかく子供一人一人の頭を良くして使える人材にしないとマジでヤバい」「税金払ってるんだからタダで使えるなら使った方が得」「雪降って外に出られない日が多いから家で本読んだりPCいじったりゲームしたりしかやることが無い。だから自然と頭も良くなってギークも増えるんじゃないの?」とのことですが。

なお、ボロクソな秋田県で唯一と言っていい”良いネタ”に「子供の学力が日本一」というのがあります。じゃあ頭の良い子供がたくさんいるのになんでボロクソなのかということになりますが、たぶん頭の良い子供は進学で県外に出てそのまま戻ってこなくなるからでしょう。

これは私の私見ですが、フィンランドは「形の無いものを売る」ビジネスに成功したのではないでしょうか。先にも書きましたが、今フィンランドはゲーム系、スマホアプリ系、ソーシャル系サービスが盛んです。ついでにヘヴィメタル大国でもあります。これってひとくくりにすると「形の無い商品」なんですよね。今時音楽はiTunesなどでネット配信されているし、ゲームもアプリもネットで落として利用するものだし、ソーシャル系のサービスだってネット上で使うものです。こうした「形の無い商品」には実体を伴う「生産」がありません。だから在庫を抱えるリスクも無い。さらに少人数で世界中から莫大な利益を得られる。少ない人口・寒いクソ田舎でより多くの金を稼ぐのにこれほど良いビジネスはありません。しかも雪が降ろうが気温が低かろうが全くビジネスに影響しません。ただ、こんな凄いフィンランドでも鬱病と自殺の問題は未だに克服できていないそうです。原因は日照時間が少な過ぎるから。秋田県も日本一日照時間が少ない県と言われているのである程度は気候が原因なのかもしれません。ちなみにフィンランドで一番多い自殺方法は「ウォッカをガブ飲みしてそのまま外で寝て凍死」と「猟銃で頭をブチ抜く」だそうです。秋田県はとにかく首吊りで、あっちこっちで皆バンバン首を吊っています。この間も町のとある集落で老夫婦が首吊り心中しました。しかし秋田県には未だに鬱病に対する偏見があり、心療内科があっても周囲の目が気になって行けなかったり、やっと行けたとしても医院の数が少ないから非常に混んでいます。一方フィンランドでは、小学校から学校内にカウンセラーを常駐させて誰でも気軽にカウンセリングできる環境を作っているそうです。

…とまあ、確かに比較すればするほど秋田県とフィンランドは似ています。しかし質は雲泥の差。ということで秋田県は早急にフィンランドを丸パクリすべし。とりあえず

・ITリテラシーを高めて県民総ギーク化
・医療費無料
・学費無料
・小学校から英語教育
・鬱病の啓蒙

くらいはすぐにできるんじゃないでしょうか。


ちなみにこの記事もオススメです。

県単位で考えれば、どこの県だって、北欧諸国みたいに、なれるんですよ。
http://shiga-motherlake.jp/interview/interview07.html


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