海外アーティストの楽曲にムチャクチャな邦題を付けてプロモーションやマーケティングを行う手法があります。特にハードロック/ヘヴィメタルに多く、近年だとフィンランドの森の妖精ことコルピクラーニが非常に良い例です。
コルピの神様/コルピクラーニ
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コルピの酒盛り/コルピクラーニ
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あと最近だとアメリカの海賊メタルバンド・スワッシュバックルもそんな感じ。
帰ってきた海賊戦士/スワッシュバックル
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あとアンドリューWKとカーカスも相当面白い邦題がいろいろあり。だいたい昔からハードロック/ヘヴィメタルの邦題は変なものがたくさんありました。エアロスミスのTrain Kept A Rollin'の邦題が「ブギウギ列車夜行便」だったり、The WhoのNow I'm a Farmerの邦題が「俺は百姓」だったり(そのまんまですが)、ミートローフのLife Is A Lemon And I Want My Money Backが「ひどい人生だ、金返せ!」だったり(まあこれもそのまんま)。
しかし、その中でも群を抜いておかしいのがフランク・ザッパ。もうこの邦題を考えた人は天才です。

一例:
The Illinois Enema Bandit →「イリノイの浣腸強盗」
The Booger Man →「鼻クソマン」
Teen-Age Prostitute →「娘17売春盛り」
Don't Eat The Yellow Snow →「黄色い雪の下にはウンコがあるから食べちゃだめ」

アルバムのタイトルから秀逸なのはこれらでしょう。
たどり着くのが遅すぎて溺れる魔女を教えなかった船/フランク・ザッパ
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今ではこんなタイトルですが、昔は「フランクザッパの○△□」というタイトルでした。そして勿論楽曲の邦題もすごい。

1.だめよ、いまはだめ
いま納豆はいらない
2.ヴァリー・ガール
えー、うっそぉ、ホント?
3.アイ・カム・フロム・ノーウェア
ア、いかん、風呂むせて脳わやや
4.溺れる魔女
フランクザッパの○△□(ザッパは駅のソバ)
5.エンヴェロウプス
フランクザッパの○△□
6.十代の娼婦
フランクザッパの□(長方形)
(下にあるのが昔の邦題)

爆笑邦題のヤバいところは、見た当初は「なんだこりゃ?」と思うものの聴いているうちにだんだん慣れてきて「この邦題でぴったりかも」と思い込んでしまうことです。コルピクラーニなんか完全にそうなってます。もう私の中では「酒場で格闘ドンジャラホイ」はもはや酒場で格闘ドンジャラホイ以外の何ものでもありません。邦題が元の曲のイメージを引っぱっているって考えてみたら凄いことです。