アーツ・コミュニケーション・ラボでは
アーツセラピーの社会への普及をめざし
・必要とされる方たちへの提供
・セラピストの養成
・セラピストが活動しやすい環境の提供とスキルアップ
・海外のアーツセラピー情報やアーツセラピストを招いたワークショップ
などを提供していきます。
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アーツ・コミュニケーション・ラボ
理事長の北尾真理子です。
いつもブログをお読みくださり
どうもありがとうございます。
6月に入り、私が住む
近畿地方は9日から
梅雨入りしましたね
近くの夙川沿いにある公園で
色とりどりの紫陽花が
美しく咲いています。
雨に濡れる紫陽花もまた
より一層、色鮮やかになり
綺麗ですね。
夙川沿いにある公園の紫陽花
当法人では
人を成長させ、現実を変えることができる
ドラマワークファシリテーター養成講座を
開講しています
ジャパン・ドラマセラピー
インスティテュート(JDTI)代表
北米ドラマセラピー学会(NADTA)公認
ドラマセラピートレーナー(BCT)の
中野左知子先生を講師にお招きして
今年2月からオンラインで開講されている
ドラマワークファシリテーター養成講座も
今回が2期目を迎えました。
講師の中野先生
ドラマワークファシリテーター養成講座は
教師、講師、看護師、介護士、理学療法士
ソーシャルワーカーなど
人をケアする仕事やリーダーの方が
なぜ、ドラマワークは効果があるのか?
ドラマワークを
理論的に理解し提供することで
自分だけでなく
周りにいる人をも
成長させることができるように
なるための講座です
もうあと残す所、実践編が1回、
理論編が2回の計3回となりました。
先日は、「実践編」を開催
実践編は、
「理論編」のように講義はなく
ほぼ体験ワークと
受講生同士でブレイクアウトでの
シェアタイムが中心です。
3時間という時間が、毎回、
あっと言う間に過ぎて行きます
*受講生の皆様
今回のテーマは
「演じることで深い癒しに
繋がることを体感する」
でした。
ドラマには私たちを
深く癒す力があります。
ただ楽しいわけではなく
その楽しさにも奥深さが
あることにも気づけるようになります。
当日は
ドラマワークをどこまで
自分がリードできるようになるのか
を見極めていきました
受講生の方々の中には
既にご自身で実際に
ワークショップなどを開催
されている方も多く
「当日のウォームアップ
のネタもご自身のワークでも
使えそうで助かる!」と
フィードバックを
いただきました
この日の
メインの体験ワークでは
☑自分の手で繋がりたい誰か
あるいは
☑手に入れたい何か
をテーマに
ペアになり演じるというもの
でした。
はじめに
自分の「手」について
じっくりと考える
時間を取りました。
自分と長い付き合いがある
自分の手について
その歴史を振り返り
思いついたことを自由に
書く時間を取り
シェアしていきました。
時間の関係で全員は
体験できませんでしたが
体験された方々は
それぞれ深~い体験を
されたようでした
受講生からは
「ペアのワークを観ていると
自分とも共通する体験を
されているということが
わかり、自分事として
とらえられた」
「疎遠になっている人たちで
自分では気にしていないと
思っていたけど、
手をつなぎたいと思っていることに
気づき、意外と気にしていたんだ
と分かった」
「人とつながるって
大変なことなんだ
と改めて感じた」
「相手から信用が得られたら
自ずとつながれるように
なるのだろうと思った」
「自分自身が人と繋がることを
恐れているのかもしれないと
いうことに気づいた」
などといったご感想をいただきました。
開講後3ヵ月にして
受講生の方々が
今までに学ばれてきたことを
お仕事や日常生活に
活かそうとされていたり
既に活かしておられるという
ご様子を伺えて感動しました
講師の中野左知子先生は
『こちらが繋がりたいと
思っていても相手に準備が
できていなければ繋がれない。
逆に、相手に準備ができてさえ
いれば繋がれるようになるんですね』
と仰いました。
なかでも
中野先生の言葉で
特に印象に残ったのは
『すべての人たちが持っている
相手のことや
相手の愛を受け入れる
キャパシティーは
人それぞれ異なるもので
いかに、そのキャパシティーを
広げてゆけるかが、このワークの
めざす所の一つでもありますね。
相手のキャパシティーが
狭くても
愛を送り続けてさえいれば
いつかは受け入れてもらえて
繋がれる日があるはずです』
と仰ったことでした。
手をつなぎたい
この人とつながりたい
と思っていても
なかなか
自分が思うように
進まないことも
多々あると思います。
でも
自分を信じて
そして、相手を信じて
愛を送り続けるように
すればよいということですね。
難しいことかも
しれませんが、
私自身、
自分のキャパシティーを
広げ続けたいと
思いました。
受講生が
手をつなぎたいと
思われた方の中には
すでに他界された
お母さまやおばあさま
また
今も一緒に生活しているご家族
そして、逆に
今はまだ手をつなぎたくないと
思っている人が出てきたり
と様々な
体験をされたようです。
体験ワークの前に
中野先生が
『今日のワークは、人によっては
少し”重め”の体験をすることになるかも』
とおっしゃっていたように
中には
確かにちょっと重めの体験を
した方もおられたようですが
クロージングとして
中野先生が提案されたことは
お互いにポジティブなエネルギーを
送り合いましょう、というもので
少し重めの体験をされた方も
きっと重くなった気持ちが
軽くなって講座を終えられた
ように思います。
これをお読みのあなたは
今、誰と手をつなぎたいですか?
何を手に入れたいですか?
その人とつながった自分が
どんなことを相手に伝えるのか
また
相手は自分に何を
伝えてくれるのか
あるいは
手に入れたものを使って
自分はどうなりたいのか
手に入れたものは自分に
何を伝えてくれるのか
想像してみると
新たな世界が広がるのでは
ないでしょうか?
次回の理論編では
「心を癒すドラマ」
について学びます。
また、報告させていただきますね。
人を成長させ、現実を変えることができる
ドラマワークファシリテーター養成講座の
募集は終了いたしましたが
当法人では
世界最先端の
アーツセラピー関連の情報を
「アーツセラピーについて
さらに知ってみたい!」
と思われている方々に発信し
普及啓発を続けることをお約束します。
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