セラピーとシャーマニズムの橋をかける | 一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ(ACL)

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アーツセラピーに関する情報をお届けします。


A OwenによるPixabayからの画像

 

 

アーツ・コミュニケーション・ラボでは

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・海外のアーツセラピー情報やアーツセラピストを招いたワークショップ


などを提供していきます。

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アーツ・コミュニケーション・ラボ

事務局です。

 

 

今日も、
ブログをご覧いただき
ありがとうございます。

 

先日ご紹介しました、

 

臨床ダンスムーブメントセラピストの原キョウコ先生と
アーツ表現セラピストの森すみれ先生の

お二人の専門家によるワークショップ、

「シャーマン的日常へvol.4」

の内容について、

 

 

最新の情報は…

 

本日も

入っておりません滝汗

 

 

大まかな内容はこちらの記事をお読みください。

 

 

今回のワークショップは、 

先生方が、
新型コロナウイルス感染症の状況をみながら、

提供内容を考えたいということで、

 

 

どのような内容が

今の時期にふさわしいのか

考えられておられるそうです。

 

 

詳細をお伝えできるのは、

もう少し先になるかもしれません。

申し訳ございません。

 

 

今日は、

臨床ダンスムーブメントセラピストの原キョウコ先生と
アーツ表現セラピストの森すみれ先生が

毎週木曜日に行っている、

 

Facebookライブ(生配信)
「セラピーとシャーマニズムの橋をかける」での
対談の一部をご紹介します。

左:森すみれ先生 右:原キョウコ先生(2018年撮影)

 

原キョウコ先生の「セラピストからシャーマンへの道」



撮影:梅田健太
 


原 : (ダンスセラピーのセッションの中で)こちらが、覚悟を決めてやらないと、とるか、とられるかっていう場面がやっぱりある訳なんです。特に、私、精神科で、PTSDの患者さんのグループを長年やっていたことがあって、やっぱり、みなさん、生きるか、死ぬかの分け目のところにいる訳なんですよ。
下手すると、死ぬ方に引っ張られちゃう場合もある。だけども、何とか生きようとするところで、ものすごく揺れている感じがあって、そこでセッションしてた時に、その方たちが、20名いたらですね、やっぱりね、相当な覚悟を持たなきゃできなかったわけですね。
毎回、超緊張して、行って、終わるともう、ぐったりするような、魂のやりとりみたいなことが続いていて、まあ、そこからですかね。
その患者さんに言われたんですよ「シャーマンだったんでしょ」みたいなことを、「へー」って思って。
まぁ、そういうことなのかもしれないなって思っていて、今回のタイトルでもそうなんですけど、架け橋って言葉をね、
今回私、提示したんですが、シャーマンの仕事としては、架け橋とか、あるいは、ゲート、門ですね、としての役割が
あると思っているんですね。それは、何と何を繋ぐのかっていうこと。
それが、例えば、今言ったみたいに、天と地だったり、セラピーとシャーマニズムっていうことだったり、陰陽であったり、もう1つ、私はここ一番大事だと思うんですけど、自然と人間っていうことを、どうやってとらえて行くかということが、大きなテーマになっているんですね。
自然と人間っていうテーマが出て来たのは、環境問題からではなく、今の枠組みの中で行っていることに対して、ここまでは行けるけど、これ以上はないんだな。っていうことを感じたことがあったんですね。
 


 


森 : 具体的にどんな?
 


 


原 : つまり、例えば精神科医療でも、内因性の統合失調症とか、双極性とか鬱とか、内因圏に属するものは、別なんですけれども、例えば、外的要因で、人間関係とか、あるいは親子関係とかで、精神的に、非常にしんどい状態になって来られている方も大勢おられる訳なんですけれども、基本的には、精神科ですから、人間同士の問題を扱うわけですよね。それと、個人に帰属する考え方の問題とか考え方の枠組みはどうしたらいいのかみたいなことを、扱っていくんですけれども、そうするとね、それをずっとやって来て、そのすごさも、本当に何度も見せてもらったわけなんですが、そこにすっぽり抜け落ちているのが、人間社会があるとしたら、それの外側の枠組み自然というものが抜けてる。
 



森 : 外側?
 


 


原 : つまり自然もそうだし、ニーパー…二ーパーの…AA(エーエー)とかでね、使っている祈りの言葉があって、大いなるもの、最後に、自分たちがいくら力を尽くしても、もう、これ以上できない。とかなったときに、大いなるものに投げ出すっていう感覚が精神科医療ってやっぱりないんですよ。
 


 


森 : 精神科医療に関わらず、医療全体もそうですよね。
 

 

 


原 : そう、そう、そう。霊的なものっていうのは、むしろ、妄想的に取り扱われたりとかね。っていう方が一般的医療だとそういう考え方になりますよね。なので、やっぱり、医療の枠組みだけでやっていると、そこに触れないで、どうして治っていくのって思う事が結構あったんです。
実際に患者さんが、そういう、ちょっと不思議な体験をされる方がいらして、それが、あながち妄想だけでないだろう
っていう場合もあると思うんですよ。それこそ、「何か憑かれちゃったんじゃないの」みたいな場合もね。
その辺の自然とか、超自然みたいなことを取り入れていかないと、むしろ、その人が本当に、自分の身体と心が調和していく状態っていうのを、そこに、もどれないんじゃないかな。っていうことを、すごく感じたのがやっぱ大きかったかな。
 


 

いかがでしたか。

シャーマンという存在は、

何かと何かを繋ぐ役割をしている

ということは、イメージ通りでした。

 

日本でいうと

祈祷師や霊能者、イタコ、ユタなどが

シャーマンと言えるのかも知れません。

 

また、対談の中で、医療の話が出ていましたね。

 

そのことから、シャーマンという存在は、

医療では治せない問題を解決する存在

ともいえるのかもしれません。

 

 

現代でいうと、

カウンセラーや占い師などの職業に就かれている方も

シャーマン的存在なのかも知れませんね。

 

臨床ダンスムーブメントセラピストの

原キョウコ先生と

 

アーツ表現セラピストの

森すみれ先生が、


毎週木曜日に対談している

Facebookライブ(生配信)
「セラピーとシャーマニズムの橋をかける」

にご興味を持たれた方は、

こちらのグループに参加することで、

お2人の先生がセラピストになったきっかけや、

シャーマニズムについて、詳しく聞く事ができます。

 

ぜひ、参加してみてくださいね。

 

動画が視聴できないという方は、

こちらへご登録くださいね。

 

Facebookライブ(生配信)での対談の

一部をテキストでご紹介しています。

 

臨床ダンスムーブメントセラピストの原キョウコ先生、

アーツ表現セラピストの森すみれ先生による

ワークショップ「シャーマン的日常へvol.4」は、

7月4日(土)、5日(日)10:30-16:30に開催します。

 

詳細は、分かり次第、お知らせいたします。

 

 

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事務局:吉田

 

 ◆今後の開催スケジュール◆




宝石赤アート・ダイアログ

「職場(社会的組織)におけるダイバーシティ(多様性)

 -○○さんとうまく仕事を進めるには-」

■日時:2020年5月16日(土)13:30-16:30

6月以降に延期となります。

 

◆外部講師を招いたワークショップ

シャーマン的日常へvol.4-物語を紡ぐ-

講師:原キョウコ(臨床ダンスムーブメントセラピスト)・森すみれ(アーツ表現セラピスト)
■会場:神戸芸術センター 1階 スタジオR
(兵庫県神戸市中央区熊内橋通7丁目1−13)

■日時:2020年7月4日(土)、5日(日)10:30-16:30

※詳細はこちらにメールアドレスをご登録の方にご案内いたします。

※Facebookライブ(生配信)での対談の一部をテキストでご紹介しています。

 

宝石赤ヨガ・オブ・ボイスの創始者シルビア・ナカッチの著書
Free Your Voiceの翻訳「声を自由に」歌うことであなたの人生を豊かにする声のヨガ

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