子どもが発達障害…正社員の仕事を辞めることに | 一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ(ACL)

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・海外のアーツセラピー情報やアーツセラピストを招いたワークショップ


などを提供していきます。

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アーツ・コミュニケーション・ラボ

事務局の吉田です。

 

小規模保育園
特定非営利活動法人i-care kids 京都
代表理事でアートセラピストの
藤井蕗先生のワークショップ

自分のための時間を大切にする 
「ケアする人のためのケア
 -セルフケアの秘訣- 」

満席→増席して残席2名となりました。

 

詳細・お申込みはこちらから


藤井蕗先生も
どんな方にお会いできるのか
楽しみにされているようです。


自分のための時間を大切にする 
「ケアする人のためのケア
 -セルフケアの秘訣- 」について

参加を迷われている方から
ご質問をいただきましたので、
藤井蕗先生にお答えいただきました。


同じ様に
悩まれている方もいるかもしれませんので
ご紹介いたしますね。

 

Q.子どもが発達障害です。

周囲の人からの些細な言葉に、
心が折れそうになる時もあり、
子どもが手を出したり、

癇癪をおこす度に、
周りの人に謝ってばかりの
自分も嫌になります。

保育園も短時間でしか
預かってもらうことができず、

正社員の仕事も
辞めざるを得なくなり、
泣く泣く仕事を辞めました。

今回のワークショップで

私と同じ様に、
障がいのある子どもの親と
様々な感情や悩みを
共有できるような場に参加して、

少しでも心に余裕の持てる
母親でいることができたらと言う
希望をもって参加を検討しています。

ただ、
アートセラピーを体験した事がなく、
絵を描くのもどちらかと言うと苦手です。

アートワークとは
どんなことをするのでしょうか。
絵が苦手な私にもできますか。

(Tさま)


 

A.はじめまして。
藤井蕗と申します。


ご質問ありがとうございます。

発達障害を抱えた
お子さんをお持ちなのですね。

ワークショップで
抱えておられる課題の
どこまでカバーできるのか
分からないのですが、

アート体験がなくても
絵が描けなくてもワークショップは
参加することが出来ます。

アート体験のことは
あまり気にせずにご参加ください。
 



Tさま
ご質問ありがとうございました。



藤井蕗先生自身も
18トリソミーという
難病をもって生れた
次男の旅也(たびや)くんの
在宅ケアに携わって来られました。


それを機に退職されました。

 

 

こちらの書籍も出版されています。

 

 

総務省の「就業構造基本調査」によると、

介護・看護を理由に離職した人の数は、

2016年10月-2017年9月の1年間で、

9万9,100人。

 

働きながらの介護・看病は

介護・看病する側も負担も多いでしょうし

 

Tさまの様に受け入れてくれる場所が無い

という切実な悩みもあるんですよね。



今回は、
育児や介護、
生きにくさを抱えている
身近な人のケアをされている
方々とともに、



様々な切り口で
「ケアする人のケア」について
分かち合うためのワークショップ。


藤井蕗先生のおっしゃるように

ワークショップで
抱えておられる課題の
どこまでカバーできるのか

ということもありますが、


アートの経験などは問いませんので、
お気軽にご参加ください。

ご参加をお待ちしております。
 

 

◆講師紹介

藤井 蕗

NPO法人i-care kids京都代表理事
アートセラピスト

1995年京都教育大学卒業。海外で障がい児・者の支援に携わった後、英国でアートセラピーを学ぶ。2004年ハートフォードシャー大学大学院 アートセラピー科修了。帰国後、医療法人にて発達障がい児、緩和ケア、精神科の領域でアートセラピーを実践。次男が18トリソミーという難病を抱えて生まれてきたことがきっかけで退職。次男が亡くなった後、学校現場で特別なニーズを抱える子どもたちの支援に携わる。現在は、2020年春開園の医療的ケア児が通える小規模保育園設立のために準備を進めている。
 
著書:
a life 18トリソミーの旅也と生きる(2018)
対人援助のためのアートセラピー(共著)(2008)
NPO法人i-care kids:https://i-carekids.com/
 



タイトル

◆藤井蕗先生からのメッセージ

みなさん、こんにちは。京都在住のアートセラピストの藤井蕗と申します。
15年ほど前にイギリスの大学院でアートセラピーのトレーニングを受け、日本に帰ってきてから10年ほど医療法人にて小さな子どもたちから大人、緩和ケアや高齢者施設など様々な現場でアートセラピストとして働いていました。二男が難病を抱えて生まれてきたことから、仕事を辞め二男のケアに携わりました。二男が亡くなった後は、学校現場で仕事をしていましたが、今現在は、二男のような医療的ケアの必要な子どもたちが通える小規模保育園を2020年4月に開園するために準備を進めています。
先日、保育園開園のための助成金をいただけることになり贈呈式に参加したのですが、そこで同じく助成先でアートセラピーを広めるために活動されている団体さんに会いました。自分が現場を離れてから少し時間が経ちますが、少しずつ日本でもアートセラピーの実践が広がっていることを嬉しく感じました。
 
今回のワークショップのテーマは「ケアする人のケア」です。私が様々な現場で感じてきた「ケアする人にもケアが必要」「ケアに関わる感情や思いを共有する場が必要」と、ずっとテーマにしてきたことです。専門職としてだけでなく、育児や介護、生きにくさを抱えている身近な人のケア。人は、だれかを支え、支えられる関係が必要です。様々な切り口で「ケアする人のケア」についてシェアできたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
 



 

◆概要
【日時 】
2020年 2月 8日(土) 14:00-16:00
【会場 】 
生田文化会館 2階 第2会議室(神戸市中央区中山手通6丁目1-40)
地下鉄:県庁前駅 西3番出口徒歩5分
JR神戸線・阪神電車:元町駅 西改札徒歩10分
阪神電車:元町駅 西改札北出口徒歩10分
神戸高速:花隈駅 東改札徒歩10分
 <アクセスはこちら>
https://www.kobe-bunka.jp/facilities/ikuta
【受講料金】   
通常価格6,600円(税込)→ 
今回限り半額 3,300円(税込)
【定員】
満席 → 増席して残席2名
【お申込み】   
こちらのフォームよりお申込みください。

【主催】   
 一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ
【協賛】
Touch-artsプロジェクト



いつも大切な誰かのケアで

一生懸命頑張っている

 

自分のための時間がなかなか持てない

だからこそ

 

あなたのための

大切な時間をつくってみませんか?
 

ご参加をお待ちしております。


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 ◆今後の開催スケジュール◆


 

宝石赤アート・ダイアログ

2月15日(土)13:30-16:30

「家族の中の多様性」
3月14日(土)13:30-16:30
5月16日(土)13:30-16:30

 

 

宝石赤ケアする人のためのケア

2月8日(土)14:30-16:30
会場:生田文化会館(神戸市中央区)
講師:アートセラピスト 藤井蕗先生

詳細はこちら


宝石赤国際ソロプチミストチャリティーバザー
2月27日(木)10:30-15:30
会場:ホテルオークラ神戸(神戸市中央区)

出店内容:絵葉書き、画材販売


宝石赤シャーマン的日常へvol.4
3月28日(土)、29日(日)10:30-16:30
会場:神戸市内
講師:ダンスセラピスト 原キョウコ先生
アーツ表現セラピスト 森すみれ先生

 

宝石赤ヨガ・オブ・ボイスの創始者シルビア・ナカッチの著書
Free Your Voiceの翻訳「声を自由に」歌うことであなたの人生を豊かにする声のヨガ

詳細はこちらから

 

宝石赤ヨガ・オブ・ボイスのマストアイテム シュルティーボックス

詳細はこちら

 


 

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