アーツ・コミュニケーション・ラボでは
アーツ表現セラピーの社会への普及をめざし
・必要とされる方たちへの提供
・セラピストの養成
・セラピストが活動しやすい環境の提供とスキルアップ
・海外のアーツセラピー情報やアーツセラピストを招いたワークショップ
などを提供していきます。
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アーツ・コミュニケーション・ラボ
事務局です。
今日も、
ブログをご覧いただき
ありがとうございます。
先日
1歳になる娘が
〝まる″を描ける
ようになりました。
*プライベートな写真で失礼いたします。
〝まる″を描けた瞬間
ものすごく感動いたしました!
1歳前後のお絵描きは
最初は点からはじまって
やがて線が描けるようになります。
これは
手首が動くようになった証。
こうして
子どもは、
絵を描きながら
手首の運動をしています。
そして
今回
〝まる″が描けるようになったのは、
肩が動くようになった証。
殴り書きをする時期は
手の運動をしている時期。
何かを描こうとしている
という訳ではありません。
2歳頃になると
描いたものに対して
「わんわん」とか
「アンパンマン」とか
意味づけをし出します。
大人から見たら
ただのまる
ただの線
かもしれませんが
描いている
本人にとっては
「わんわん」だったり
「アンパンマン」といった
意味をつけます。
→「ただのまるじゃん」などど言わずに、認めてあげてくださいね。
こういった
ちょっとした知識があれば
ただの殴り書きであっても
子どもの発達という
違う視点から
見守ることができますし
ちょっとした変化にでも
子どもの成長を
感じることができます。
わたしたちは
大人になると
絵を描くということに対して
「上手く描かなきゃとか」
「忠実に描かなきゃとか」
周りの目を
気にしてしまいがちです。
ですが
子どもは
絵がうまく書けるように
描いているのではなく
絵を描くことで
自分で考えたり
感覚を楽しんだりしています。
そして、そういった行為が
想像力や創造力、
自分で考えて行動できる力を
育てることにつながります。
先月開催した
アート・ダイアログ
「画材との対話」でも、
アーツ表現セラピストとして
20年以上の実績のある
森すみれ先生にお越しいただき、
クレヨン、色鉛筆、パステル、
絵の具、ペン・・・
様々な画材にふれ
それぞれの画材の
描くときの感触を
味わっていただき
創造的な表現と
出会っていただきました。
何かを描かなきゃとか、
上手く描くことが
目的ではないんですね。
人によっては
「上手く描くことが
目的じゃないなんて
意味のないこと。」
と思われるかもしれません。
確かに
誰かに評価されるための
作品であれば
上手く描くことが
大事かもしれません。
ですが
そう言った
上手く描くという考えを
外すことでしか
ご自身の創造的な表現と
出会っていただくことができません。
例えば、
兵庫県芦屋市在住のAさまからは
この様なご感想をいただきました。
「子どもが絵が好きだったり、教室に行っているので、
何かもっと広げられれば…と思っていましたが、
今回参加してみてやっぱり自分も絵が好きなんだなぁと思いました。」
と
お子様だけではなく、
Aさまご自身も、
絵を描くことが好き
ということに気づかれたり、
さらに、
兵庫県神戸市在住 H.Nさまからは
「画材選びもコミュニケーションや
人づきあいの1つであることがとても納得でした。」
と
とても深い
気づきを得ることができたり
福井県三方上中郡在住のAさまからは
「色んな画材を自分のやりたいように使ってみて、
こんな使い方ができるのかという発見と楽しさがありました。
ワークで自分の中で思い切って、画材を使ってみることで、
探求心や、失敗しても大丈夫と思えてスッキリした気持ちです。」
Aさまご自身にある
探求心に気づき、
失敗しても大丈夫!
と思えるようになったりと
嬉しいご感想をいただきました。
その他にも
「今後、アートセラピーについて習ってみたいです。」
「自分自身が描いたものへのフィードバックをもっと欲しいです。」
「どんなやり方があるのか、どう使えば良いのかもっと詳しく知ってみたいです。」
と言うリクエストも
いただいております^^
今後の
アート・ダイアログのテーマなど
森すみれ先生と相談しながら
みなさまのご要望に副える形で
提供してまいりますので
ぜひ、
楽しみにしていてくださいね。
森すみれ先生に
提供していただいている
アート・ダイアログは大人気で
前回は、
募集開始から1週間で満席となり
募集締切後も
お申込みが多数ありました。
→ご参加いただけなかったみなさま申し訳ございません。
次回の詳細や募集のご案内は
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いち早くお届けいたします。
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アート・ダイアログや
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