アーツ・コミュニケーション・ラボでは
アーツコミュニケーションの社会への普及をめざし
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・セラピストの養成
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などを提供していきます。
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先日(11月11日)、当法人の総会を開催いたしました。
代表理事の北尾真理子から
人工知能(AI)時代を迎えるからこそ、
これからは、
アーツ・コミュニケーションを
求められる社会になってくる。
という話がありました。
そのことについて
今日は書いてみたいと思います。
人工知能(AI)が
人間の能力を上回ってきて、
絵を描くロボットもいたり、
介護の分野では介護ロボットの
開発がすすめられていたり
今、わたしたち人間がしている仕事が
なくなる可能性が高まってきましたね。
だけど、
人工知能も苦手なものがあるようです。
人工知能が最も苦手なものって
どんなことだと思いますか?
それは、
「抽象的な概念を創造すること」です。
先日インターネットから
あるものを購入しようとして
チャットでやり取りをしたんですね。
そしたら、
トンチンカンな答えがかえって来まして…
聞いていることと、全然違っていて、
時間がどんどんと過ぎていくので、
結局のところ、
電話で問い合わせることにしたんです。
そしたら、
あっさりと5分以内で解決しました。 笑
やはり、人工知能にも限界があるんだな。
と感じた一コマでしたね。
いくらすぐれた人工知能も
新しい仕事を創造したり、
コミュニケーション能力が求められるものへの
代替えはされにくいですね。
アーツセラピストやカウンセラーなども
クライアントの本音を引き出し、
その感情を理解する能力が求められる仕事。
ましてや無意識という
目に見えない心の領域を扱っていくので
人工知能では、代替えされにくいのですね。
人間感情の理解は
人工知能が苦手とする分野で
アーツ・コミュニケーションは
これからの社会で必要とされる
仕事の1つといえるでしょう。
お読みいただき
ありがとうございました。
事務局 吉田