アーツ・コミュニケーション・ラボでは
アーツ表現セラピーの社会への普及をめざし
・必要とされる方たちへの提供
・セラピストの養成
・セラピストが活動しやすい環境の提供とスキルアップ
・海外のアーツセラピー情報やアーツセラピストを招いたワークショップ
などを提供していきます。
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みなさまこんにちは
世間はロイヤルウェディングで賑わっていますね!^^
一国の国王や
人前で話す機会の多い立場の方は
まさしく
声が命!
と言っても過言ではないでしょう
話し方や声のトーン、スピード…
声にまつわるさまざまな研究をし
トレーニングをしていることと思います
本日は
過去の英国王室で実在した
声に大きなコンプレックスを持った王様のお話をご紹介いたします!
イギリス国王・ジョージ6世は
幼い頃から吃音に悩まされてきました
ジョージは
大勢の国民の前でのスピーチはおろか
家族と話すときでさえどもってしまうのでした
妻のエリザベス妃は
ジョージの症状を心配し
言語協会が推薦する
言語療法士ライオネルの元を訪ねます
そのライオネルの治療法とは
ヘッドフォンをして音読した声を録音して聞いたり
言いたいことを歌いながら発したり
時には汚い言葉を叫ばせたりと
驚くような方法だったのです!
ですが
ジョージの症状は次第に良くなっていったのです…!
王となったジョージですが
王位継承スピーチに失敗し
落胆してしまいます
ですがジョージはライオネルととも特訓に励みました
その頃
ヒトラー率いるナチスはイギリスに開戦宣言し
ジョージは国民を元気づけるスピーチをすることになりました
ライオネルはジョージのスピーチ中も励まします
その時のジョージのスピーチは
「イギリス国民を励ました世紀のスピーチ」として大成功し
ジョージはイギリス国民の大歓声に包まれたのでした…!
実はこの方法
声が自由になる「ヨガ・オブ・ボイス」のワークにそっくりなんです!
「ヨガ・オブ・ボイス」では
最新の音響科学的な研究と
古代から続く音の叡智やヒーリングの方法を統合させたメソッドを用いて
声を解放していくことにより
自由に歌が歌えるようになったり
人前で堂々と話せるようになったり
声にまつわる悩みを解決していきます
もっと詳しく知りたいと思われた方は
このジョージ王のお話は
『英国王のスピーチ』という映画になったりもしています
映画の中でも
このライオネルのとった方法を知ることができるので
気になられたかたはぜひご覧になってみてくださいね^^
最後までお読みいただきありがとうございました!
事務局 冨田