BRGレガシィツーリングワゴン CVTF交換 | 河内長野・富田林・大阪狭山 車の車検・修理・カスタム Auto car lounge A.R.I

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大阪の河内長野で小さな車屋を営んでおります。
毎日の出来事を綴っていきたいと思いますので
みなさんどうぞ覗いてってください。お願いします。

いやぁ〜毎日コロナコロナで感染者は増えてちょっと嫌になってくるし我々ももう言うてる間になんとかクロンもろてまうんやろうなぁ〜なんて諦めモードに入ってます。


しかしながら出来ることはやって、しょーもない疫病をもらわないよう努めていかなあかんわな!!

どうか早くこんなしょーもない疫病がなくなります様に!!


さて、やる気があるうちにブログしょーかしら!笑

最近、毎日のようにAT・CVTフルードの交換依頼のお電話がたくさんあります。


今回はスバルのBRGレガシィーツーリングワゴンのCVTF(CVTフルード)の交換依頼をいただきました

こちらのレガシィーなんですがただいま走行距離が9万キロちょっとで今までにスバルディーラーさんで3回のCVTF交換歴があるそうです。

1回目の交換は3万キロ時、そこからは2万キロ毎に2回、計3回のにCVTFを交換しているそうな。

今回4回目のCVTF交換をディーラーさんで行う予定だったそうですが予約がだいぶ先にしか取れなかったそうで他店で探していた所、たまたま当店の事をブログで知ったそうで当店のブログで当店がトルコン太郎の設置点だと言う事を知り4回目のCVTFの交換はトルコン太郎での圧送交換をしたいと言う事で初圧送交換を当店でしていただけることになりました。

さっそくこのお車をリフトで上げてCVTFを抜いていきます。

9万キロで3回もCVTFを交換しているのにこの色はヤバイですね!元が何色かわからない状態です。


結局、ディーラーさんも下からCVTFを抜いて抜けた分のCVTFを上から入れてるだけなんですよね。。

上抜きや下抜きのATF交換やCVTF交換などの循環式交換は交換直後は綺麗ですが1000キロも走ればオイルはまた真っ黒になるだけです。


古いATFやCVTFを抜いて新しいATFやCVTFを入れるとミッション内に付着したスラッジが徐々に剥がれてしまいそれがATFやCVTFの汚れになります。

その汚れがATやCVTの内部の詰まりになるわけです。

そらディーラーさんや○ートバックスさんなどは過走行車のAT・CVTオイルの交換を嫌がるわけです。


当店が設置しているトルコン太郎は圧送交換と言う手法でAT・CVTオイルをろ過しながら交換していく機械で人間で言ういわば人工透析をしながらATFやCVTFを交換していく機械です。

トルコン太郎の指名がめちゃ多いです!

トルコン太郎に給料払わなあかんすわ!笑


と言うわけで今回はこの汚れをできるだけ綺麗にしていく為にCVTのオイルパンを外して内部を綺麗に洗浄してから交換していく事にしました。

こんな感じでCVTのオイルパンを外していきます。

オイルパンを外したCVT内は結構なスラッジが付着していました。

これはしっかりと洗浄してやらないといけませんね。


そしてこちらが外したCVTのオイルパンです

オイルパンに付いた磁石にはビッシリとスラッジや鉄粉が付着しています

これはマジで汚れがすごい!!!

想像してたのとは正反対でスラッジの付着がやばかったですね。


そしてこれが洗浄前と洗浄後のオイルパンの様子です。

磁石は綺麗に洗浄してオイルパンは今回新品を使用しました。


こちらはストレーナーです。ストレーナーも交換します

こちらのストレーナーもスラッジの付着ががすごい!!

これはストレーナーでメッシュのフィルターにはゴミやスラッジや鉄粉が付着しているのがわかります

これらが油路の詰まりの原因となってミッショントラブルの原因となります
これらを洗浄して組みつけてから抜けた分のCVTFを補充してトルコン太郎を使って圧送交換をしていきます


まずはこのように抜けた分のCVTオイル(7.5L)➕α(1. L)の計8.5LをCVT内に入れます

これを初期補充といいます。


BRGのレガシィのエンジンは300馬力もあるエンジンでそのパワーにCVTも耐えないといけません。そのパワーに耐えられるCVTFは種類が少なく純正のCVTFかあと数社のみだそうです。

いろんなお店のブログを拝見しましたがたまにワコーズのCVTプレミアムを使用してCVTFの交換しているとこもありますがワコーズ的にはNGだそうです。。
今回当店ではハイトルクに対応しているニューテックのCVTフルードZZ-51改を使用してCVTを交換しました。
このCVTFもワコーズのプレミアム同様に金額はお高いです。。


さっそく初期補充してCVTラインにトルコン太郎を接続して暖気をしながらCVTFを循環させます。

この動画を見ればよくわかりますがオイルパン内のCVTFを抜き、オイルパンを外してからあれだけ念入りにオイルパンとCVT内を洗浄して新油を8.5L入れ、循環させているにもかかわらず出てきたCVTFは真っ黒です。


自動車のATやCVTはオイルパンを外してオイルを抜いても半分近くはトルコン内に残っています。


このレガシィーのCVTFの全容量は12.7Lです

そのうち8.5Lが新油になっているにもかかわらずこの汚れはすごいですね。


その後、ゆっくり数回に分けてCVTFを圧送交換していきました。。

だんだんと綺麗な色のCVTFになってきましたね。


最後はここまで綺麗になりました!!

まだまだ綺麗にする事はできますが使用するオイルの量が増えると金額も高額になるので今回はこれくらいで!笑笑

最後に油量の調整を行います。
一旦、完全にCVTFを冷やしてから暖気をしてCVTFを温めていきます。CVTFは温まると膨張して量が増えます。

オーバーフロータイプの為、規定の油温になれば

このように溢れ出た余計なCVTFを排出して油量調整をします。

これでCVTFの圧送交換は完了です。

この後、スキャンツールを使って学習をしてすべての作業は終了。。


次にWAKOSのRECSを施工

人間同様に点滴をしてあげると調子もあがりま


RECS施工後にエンジンを始動し空ぶかしを!!

煙はそないに出ませんてましたが車によってはすごい白煙が出る事もあります!


その後、エアコンリフレッシャーでエアコンのメンテナンスを!!

これで今年の夏は無敵でしょう!!
ガンガンにエアコン使っちゃてください!!
エアコンの効きがちがいます!!
キンキンに冷えますよー!!


お客様の要望でこのWAKOSパワーエアコンを注入

エアコンのコンプレッサーにこいつを放り込んであげます!!
エアコンのコンプレッサーの動きもよくなるんです!!

この度はK様。わざわざ当店のブログを拝見いただき
これだけの作業のご依頼ありがとうございました。