レガシィ パワステ修理 | 河内長野・富田林・大阪狭山 車の車検・修理・カスタム Auto car lounge A.R.I

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大阪の河内長野で小さな車屋を営んでおります。
毎日の出来事を綴っていきたいと思いますので
みなさんどうぞ覗いてってください。お願いします。

こちらBP5 レガシィーツーリングワゴンGTスペックBであります。

今回パワステが壊れて重ステになってしまったそうで当店に入庫いただき修理させていただきました

まずはリフトで上げてみます。
リフトに入れる際もギーギーすごい音がしており
かなり重ステでありました。最近は電動パワステが多いのですがこの型のレガシィはまだポンプ式のパワステでありまする

さっそくエンジンカバーを外して原因を調べていきます。
見た目は比較的綺麗ですね

ハンドルを切った際にギーギーと音を立てているのはこちらのパワステポンプでした
さっそくバラしていきたいと思います

ベルトをサクサクと外していきパワステポンプを外します
パワステポンプを外すと結構なオイルがにじんでおりました。

こちらが車両から外したパワステポンプです
あちこちからパワステオイルが漏れておりました

プーリーを外してパワステポンプを比較します。
左が元々付いていたパワステポンプ、右が今回、新たにこのレガシィに付けるパワステポンプです。
今回はリビルト品を使って修理しました。
新品はとても高額で新品の約半分の価格で購入できるこちらの商品で修理を行いました。

リビルト品は一応中古ではありますが中身はベアリングなども交換されていてしっかり洗浄などもされていて新品同様になっています。

こちらが外した古いパワステポンプです。
オイルがにじんでギトギトになりグリス状になっています。


そしてリビルトのパワステポンプを装着して
ベルト類などもつけます。。
しっかり元通りになりました。

そしてこちらがパワステポンプオイルのリザーバータンクです。
よく見ていただければわかるのですが、こちらのタンクの中身がすごく汚れているのがわかります。
パワステオイルがホースなどを通って戻ってくるとこちらのリザーブタンクに流れてきます。
その際にこちらのタンク内にフィルターが付いてゴミなどをろ過してくれます。

今回、そのゴミがフィルターを詰まらせてパワステオイルが流れなくなりパワステポンプが焼きついたと予想できます。
そのためにパワステオイルが行き場を失いあちこちから漏れてきたという事ではないでしょうか?

今回パワステポンプと同時にパワステオイルのリザーブタンクも交換します
左が新品、右が古いリザーブタンクです

このように新品のリザーブタンクを取り付けします。その後、このタンクにパワステオイルを満タンいれます。

そっからパワステポンプに入っているエアを抜いていきます。

左右末切りを何回かしてエア抜きを行いました。

その後、エンジンカバーを取り付けパワステポンプの交換修理を終了!!
異音も無く快適な運転をすることができるようになりました。

T様、この度はパワステ修理のご用命まことにありがとうございました。