キューブ整備 | 河内長野・富田林・大阪狭山 車の車検・修理・カスタム Auto car lounge A.R.I

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大阪の河内長野で小さな車屋を営んでおります。
毎日の出来事を綴っていきたいと思いますので
みなさんどうぞ覗いてってください。お願いします。

ラジエーター交換で預かったZ11キューブをついでと言っては何ですがエンジン始動の際に少し点火系か吸気系の違和感を感じたのでお客様の了解を得て軽く点検整備を!

キューブのヘッドカバーの上にあるエアクリ本体を外すとスロットルバルブが付いてきます
バルブをよく見るとスラッジと言うカーボンの粉が付着しています。

この粉が付着する事によってエンジン始動時やアイドリング時などの空気の吸入空気量を邪魔するので掃除をしてあげる必要があります

裏もこんな感じで汚れています。


こちら掃除したあとなんですがあまりわかりません!笑

裏も!!笑
これだけで本当にエンジンの始動性なんかもかわるんです

続いて点火系の点検を!!
エンジンの始動性が悪かったり不調をきたす車の症状でよくあるのがプラグホールパッキンからのオイル漏れです。

プラグホールにオイルが漏れてプラグが不完全燃焼を起こす症状です。

しかしこちらの車両はイグニッションコイルにオイルの付着も無くオイル漏れは全くしていませんでした。

続いてプラグを外してみました。
するとプラグの電極は摩耗しススがこびりついておりました。
おそらくエンジンの始動性が悪かったりするのはこのせいではないのでしょうか?

こちらが新品のプラグであります
やはりきれいでありますな!
こちら4本のプラグを交換して組み付けていきます。

そしてエンジン始動!!
なんの違和感もなく元気にエンジン始動し、アイドリングも安定してくれました。。

日産車はスロットルバルブを清掃すると吸入空気量を調整してあげる必要があります。

エンジンをある程度暖機してからスキャンツールを使って吸入空気量の調整を行います
アイドリングは1200回転と少し高めです。

それをこいつを使ってアイドリングを安定させます
アイドル空気流量学習のボタンを押します。

すると750回転から850回転くらいまで下がりました
これで作業完了

お客様も調子が良くなったと喜んでいただけました。

T様この度はありがとうございます