凡(すべ)て汝(なんじ)の手に堪(たふ)ることは力をつくしてこれを為(な)せ | 陽のあたる家族研究所

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宙と地球の間の風の谷にある明仙庵。そこに暮らすFairly Godmother(見習い中)の研究所日々徒然

凡(すべ)て汝(なんじ)の手に堪(たふ)ることは力をつくしてこれを為(な)せ」


何によらず手をつけたことは熱心にするがよい。いつかは行かなければならないあの陰府には、仕事も企ても、知恵も知識も、もうないのだ。

(旧約聖書「コヘレトの言葉」9章10節)


ジブリ映画「風立ちぬ」にはこんな意味があると宮崎駿さんは言っていました。


「激しい時代の風が吹いてくる

 吹きすさんでいる

 その中で生きようとしなければならない」

これがこの時代の変化に対する自分たちの答えでなければならないと思います


「自分たちに与えられた、自分たちの範囲で、自分たちの時代を

堪る限りの力を尽くして生きる」

 

映画の中で、主人公、二郎の夢の中にたびたび登場するカプローニが言った言葉。

「創造的人生の持ち時間は10年だ。君の10年を、力を尽くして生きなさい」


さて、はたと気がついたら、今年もう51歳の私。

ここまでの10年も自分ではかなり力を尽くして生きてきたつもりだけれど、

こんな事態なこの時代、これからの私の10年をコツコツと力を尽くして生きねば。