毎年恒例の仙台の初秋の風物詩「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」が開催されました…が、初日の土曜日が終日雨だったため、無人晴れた本日のみ少し参加してきました。


そしてフルで鑑賞したのは…


こちらの「西公園にインターネットミュージック流してみた〜リアルずんだパーリナイなのだ〜」です。


これは、会場の一つである公園内のステージにて、ずんだもん楽曲やその他のVTuber、ボカロの楽曲をDJがプレイするというもの。もはやジャズと関係ないと言われそうですが、これがなかなかに面白かったです。


ちなみに出演者はもちろんずんだもんや他の東北シスターズ、VTuberで、彼らはステージ上のスクリーンにて“出演”し、実際にステージにいるのはDJさんといった構成でしたが、ずんだもんに関してはちゃんと“リアル”でした。足にビニールを被せているのは、前日の雨でぬかるんだ公園の道を歩くためです。



ステージ周辺もこんなぬかるみ具合。ブルーシートを敷いても焼石に水です。それでもファンは気合いで歩いてステージテント内に入っていましたが。


ステージ自体は屋台エリアに近くて非常に便利でした。これはずんだもんにちなんで買ったずんだクレープ。




石畳の通路でぬかるみを迂回しさっきと反対側に回ったところ。

基本的にプレイ楽曲はネット上で公開された、所謂インターネットミュージックではあるのですが、ジャズフェスに合わせてジャズ\ファンクアレンジされた楽曲や、既存の楽曲にジャズをミックスしたものがプレイされました。面白かったのが、DJプレイにサックスやギター、キーボードといった実際の楽器の生演奏を組み合わせていたところ。ただのバンドのプレイともDJプレイとも違う、なんともゴージャスなステージでした。というかライブで実際の演奏もできるボカロPの皆様凄い。最後の「ずんだパーリナイ」は完全な生演奏でした。


ちなみにこのステージの企画はクラウドファンディングで実現したものですが(そもそも定禅寺ストリートジャズフェスティバル自体も地元民のカンパで成り立っているイベント)、最後にずんだもんが「来年はもっとパワーアップ」と言っていたので、既に来年の計画もあるのかもしれません。もし来年もあったらまた鑑賞したいと思います。