3年に一度、
愛知県で開催される芸術祭
(旧あいちトリエンナーレ)。
この日が来るのを楽しみに生きてきた
のろまな50女のひとり旅の記録です。
長いです・・・
テーマは
STILL ALIVE
8月某日㈰22:50
JR大崎駅西口バスターミナルより出発
深夜高速バス、
日曜日出発はやはりお高めの4,800円。
到着後すぐに行動したいので
ちょっと奮発しました。
WILLER EXPRESSさんのシートはすごいのだ。
隣シートとの間に仕切り、
隣が気にならない上
もたれることもできて楽でした。
寝顔を隠せる
蛇腹シールド付き。
女性限定バスでさらに安心。
若い女性の皆さん、
静かでほぼ沈黙で安心しました。
いつのまにか爆睡。
無事に名古屋に予定時間ぴったりに到着。
8月某日㈪
06:25 則武1丁目 到着
運転手さん、
安全運転ありがとうございました。
ささしまライブよりも駅ちかの停車は
楽ですね。
しっかし
蒸し暑っ!
駅のコインロッカーに荷物を預け(400円)
駅のトイレで洗顔歯磨きメイク。
深夜バスでの到着初日は
早朝から解放されているこちらへ
伺うことにしています。
7:22JR東海道本線名古屋駅→熱田(190円)
熱田駅到着
熱田神宮へ参拝させていただきます。
何度もホームを間違え
(違う電車に乗りかけ)
無事にたどり着きました(笑)
前回は神宮前駅から向かいましたが、
今回は熱田駅から。
神宮前商店街のレトロさに
鼻の穴が2.5倍に拡大
ずっとずっと
このアーケードが続きます。
産制具って、
何?
「婦人生活」と花札!
脇道で見つけた文字に
じんわり
興奮で鼻息荒く
神宮前駅まで歩けばあっという間
そしてまずはこちらの喫茶店へ。
「ロアール」さん
モーニングは300円
コーヒー、トースト、ゆで卵付きでこのお値段!
モーニングのブログはこちら。
レトロ好き
喫茶店好きの方は見逃さないで~
マダムとゆっくりおしゃべりを楽しんで
いざ熱田神宮さまへ。
8時過ぎの月曜日の朝、
参拝客も少なく清らかな空気です。
神聖なる大楠は
樹齢1000年。
弘法大師さまのお手植えとのこと。
たくさんの命が寄り添っているようで
どっしりと
たくましく
そして優しく厳しく
清らかな空気の本殿に参拝。
2022年の今回も
楽しく過ごせますように・・・。
思いっきり叫びまくるにわとりさん。
おはよう、今年も会えましたね。
別宮八剣宮さまへ。
熱田さまにご挨拶をしたら
さあ、
いよいよ「あいち2022」の
最初の展示会場「有松」へ出発です。
初日は短い移動距離、
展示規模の小さめな(と推測される)
有松にしました。
9:03名鉄名古屋本線熱田→有松(300円)
到着、
有松っ。
改札を出ると
わかりやすく・・・
駅のすぐそばから
江戸テイストな街並みが!
せせらぎの音が。
完全に
時代劇の世界です。
有松は江戸時代において
絞り染め「有松絞」で栄えた町です。
徳川将軍家茂公が立ち寄りの際、
たいそう気に入り
全国に庇護し全国に広めたといいます。
その庇護により
店の間口を広く取ることを許されたとか。
各店舗や家々の戸口に
絞り染めののれんが揺れます。
⑧「中濱家住宅」
「ピープルズ・ウォール(人々の壁)」
ミット・ジャイイン
中濱家は国登録有形文化財。
ざらざらと砂をまとったような
銀灰色のキャンバス地のテープは
あらゆる色彩を秘めて
風にその身をゆだねて揺れています。
彼のこの作品は
有松の町のそこかしこにあらわれては
今も昔もこの町の人々の営みを
ずっと見つめつづけていたかのように
揺れているのでした。
ちょっと早く到着してしまったので
武田家併設の
ギャラリー「武田家住宅三番蔵」へお邪魔しました。
ちょうど陶器の作品展が開催中
(この個展は終了しています)
「後藤眞子展」
武田家すばらしい!
作業場を改築したギャラリーですが
空気感がとてもすばらしい。
お顔立ちがとても可愛らしい作品たち
そこでお会いした
武田家親族である中村さんと
たくさんお話をさせていただきました。
有松の賑わい復活を目指しつつ
若いアーティストたちへ
できない理由ばかりを探さず
もっともっと広い目で広い行動力で
自由に活動してほしいというエールを送りながら
有松の町を、
有松絞を
未来へいかに伝えていくか。
明るいエネルギーでいっぱいの
懐の深い
人間パワースポットのような方です。
お会いできて本当に良かった。
こういう人との出会いが
ひとり旅の醍醐味です。
撮影許可をくださり
ありがとうございます。
ようやく10時。
インフォメーションが開きましたので
入場チケットをもらいにいきましょう。
(つづく)
マルセイユタロット・カフェリーディング再開です。
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