三菱一号館美術館 「印象派・光の系譜」展   アートはクスリ | タロットのささやき、こころの景色

タロットのささやき、こころの景色

大田区・東急沿線にあるプライベートスペースで、
マルセイユタロットリーディングをおこなうHARUです。
おやつとお茶を楽しみながら、じっくりゆっくりタロットを介してじぶんと向き合う時間。
月に数回、定期的にカフェ鑑定も行ってます。

 

 
人気の印象派だから
悪天候なら
来館者は少ないだろう
ゆっくり観られるだろうと・・・
あえて狙いました。
 
 
 
 
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人気の
三菱一号館美術館


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若かったころほど印象派には惹かれないけど
モネの睡蓮は心への浸透力が高い


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美術館って
雪や雨の日が、
いい。
 
 

一部
写真撮影OKの展示室があったので
お言葉に甘えて作品をアップ。



クロード・モネ
「睡蓮の池」


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池に浮かぶ睡蓮と
その水面をなでるかすかな風と
そこに映りこむ柳の枝葉が
ゆったりと混ざり合って流れていくような

筆の動きと色彩がすべての境界線をなくしていく
モネの魔法。


写真ではその流れが伝わらないのだなあ・・・・



そして
以前は何の興味もなかったのに
惹かれるようになった画家。




コロー
「樹々の間に差す陽光」


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この深く黒い樹々の色がもたらす強い湿度と
覆いかぶさる静けさに少し怖さを感じる

改めて人間がちっぽけに見える。
そのちっぽけさを享受することに何の疑問もないような人間たち。




連作のひとつ

モネ
「ジヴェルニーの娘たち、陽光を浴びて」


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正午の陽光を浴びて影を失う積み藁を
柔らかで淡い色彩で描かれたこの作品は
現実の世界ではないような錯覚に私を誘う。


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平坦に見えた明るすぎる景色も
近づけば絵の具のマチエールの厚みで
藁の束を感じる。




そして大好きな画家
セザンヌ
「陽光を浴びたエスタックの朝の眺め」



 
 

セザンヌの風景画が
年を重ねるごとにどんどん好きになる。



油絵特有の重苦しさのない
下地を残し薄塗りのくすんだ限られた色彩なのに

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細胞がゆったりとふくらみ緩むような豊かさを
感じてしまう。



ゴッホの作品もありました。

「プロヴァンスの収穫期」

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このゴッホの水色と黄色の対比に
目が覚める。
ほんのひと匙不安感が染みるのも
ゴッホの絵の魅力。



そして
一番好きだったのが

初見のこの作家の作品

レッサー・ユリィ
「風景」

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漆喰のようなひんやり堅固な純白の湖水と
それを囲む暗い木立。

夕日の最後の残光が
眠りに入ろうとうとした木立の間からのぞく
美しい作品。


何度もこの作品の前に立って
冷たい湖面の白に意識を浸した。




そして

外はどんどん雪が積もっていく。
通路のガラス窓からは
雪景色。

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まるで展示作品のような・・・。



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美術館の外は別世界でした。

 

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会期は1月16日まで。

 

 

 

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