カフェとプライベートスペースにて
マルセイユタロットリーディングを行うHARUです。
不思議な感覚。
「思考」と「感情」が
しっかりと分離しているのを感じられるのです。
目を閉じるとはっきり見えます。
「思考」
「感情」
2つの白い大きなバルーンが
隣り合って浮かんでいるのが。
いつも
溶け切った惨めなアイスクリームみたい、
どろどろになってすべてを押し流し
混乱させてしまう私の「感情」。
いつも
そんなどろどろの「感情」に飲み込まれ
溺れて埋もれてしまう
輪郭のはっきりしない私の「思考」。
それらが混乱しあうことなく
しっかりと独立して私を見つめていて、
私もそれを見つめているのです。
今、私は
新しい環境に身を置いているのですが・・・。
想定以上の疲労と自己否定の「感情」、
そして他者評価という「妄想」に
溺れそうになるのだけど
「私はダメだ役立たずだ」と自分責めしそうになる「感情」が
「私は今何をすべきか、ここでいま学ぶことは何か」
という「思考」に置き換えられるようになり
「私がここで感じる楽しい何か」
という別の視点に「感情」を向けられるようになったみたい。
(それはたいてい、美味しいスイーツ探しです)
起こる出来事が変わるわけではないのですよ。
相変わらず物覚えは悪く失敗ばかり。
トラブル続き。
そして私の基本的性格や質だって
そんな簡単には変わりませんよ。
私という個性だから。
でもね、
「思考」と「感情」がごちゃませにならず
自分に必要な物事の優先順位をある程度つけられるようになると
無用な苦しみは、
明らかに減りますねえ。
まるで遠い景色を眺めるように
タロットカードを俯瞰して眺めつづける日々は
自らぎゅっとつかんでいた問題をわずかな時間
手放す訓練になっていたのだなあと
タロットがいつのまにか
実生活にしみ込んでいたのを
しみじみ感じる昨今でした。
タロットリーディングに来ていただいた方には
選んだカードを写メに撮っていただいてます。
ご自宅に帰って日常生活に戻って
時折そのカード展開を眺めていただきたいから。
あなたが選んだあなたの人生の景色です。