涙のむこうの亀と湯たんぽ・・・ダンス・ミラクル・デトックス | タロットのささやき、こころの景色

タロットのささやき、こころの景色

大田区・東急沿線にあるプライベートスペースで、
マルセイユタロットリーディングをおこなうHARUです。
おやつとお茶を楽しみながら、じっくりゆっくりタロットを介してじぶんと向き合う時間。
月に数回、定期的にカフェ鑑定も行ってます。



Sahajaさん主催の5リズムダンス。

このクラスに通いはじめて
2年ほどになります。


月に1回、
私が通うのは狛江クラス


小田急線狛江駅北口、
静かな駅前にある
『泉の森会館』

こちらの3階が会場です。
19時30分からのスタート。



会館というには実にこじんまりとした会館なのですが
弁天池特別緑地保全地区に指定された
小さいけれど鬱蒼とした雑木林に隣接。


駅前でありながら
竹林の葉ずれ湧水のせせらぐ音が聞こえる、
とても静謐な空気に満ちています。


きれいに整えられたスタジオの窓を開けると、
暗闇からは土と木々の匂い


私はこの場所と空気が大好き。



小柄で華奢なSahajaさんは、



なので、
時々「ミラクル」が起こります



その日10月6日のテーマは
「ダンスの瞑想」。



最近の私は、
体のパーツそれぞれの感覚を
ひとつひとつ丁寧に拾い、
ダンスという形で外へ解放することを意識しています。


そのため以前より静かで柔らかい動き。


クラスが終盤に入り、
静かな音楽が流れはじめると、
ほどよく疲れ温まった体をフロアに横たえ、
ごろんごろんと手足や背中をゆっくり動かしていく私。


少しずつ少しずつ
体の力みが背中から床に溶けだしていくような感覚。



フロア全体にカラダを委ねると、

胸が大きく開いていく。

呼吸もゆっくり深くなる。

まぶたも重くなり、

脱力。



閉じた目の裏に
思いもかけず
亡き母の姿が現れた。


高い高い天井の上から、
両手を広げ
ゆっくりゆっくり降りてくる。

スカイダイビングのスローモーション映像のように。

ボディは亀

リアル亀ではなく、
仮面ライダーのボディ

白い仮面ライダー。



もしくは、
白い湯たんぽ

      (わざわざ画像を載せるほどでもなかった・・・)



私が母として思い浮かべる母よりも
若くて少しふっくら、
肌もつややか。

そして輝く笑顔。

何の苦しみも否定感もない、
小さな子供のような
喜びだけを享受するようなぴかぴかの笑顔。


そこにデーーーンと

「JOY」

の文字が出現!


私は母の笑顔がうれしくてうれしくて、
その笑顔につられて笑っていた。


母は亡くなった今、
幸福な存在であること。

生死に関わらず
あの母自身は幸福な存在であったこと。

私も母とおなじに幸福な存在であること。

私と母
母と私、
ふたつはつながっているということ。

同じであり大差ないということ。



私が生前
母にしてあげられなかったこと、
後悔、懺悔、未練は消えないけれど、

私は母から許されているし、
母もすべてから許されているし、
私も私から許されている
すべて誰もが許された存在なのだということ。

母の笑顔で理解した。


ただただそれがうれしくて

本当にうれしくて、

私自身の存在がうれしくて、

涙がたくさん流れて流れた。



とても大きなカタマリのようなものが、
ごそっと抜けたみたいに、

体と気持ちがまた軽くなった。




5リズムダンスは
純粋にダンスであるだけでなく、
心の奥深くにあるものを開放してくれます。
私の場合は特に、
その効果が大きいように思います。