ぎぎぎぎぎぎ・・・・・・。
私の頭が右のほうへ右のほうへとゆっくりまわりはじめた。
真後ろへまわってしまうんじゃないかと怖くなるくらい、
ぎぎぎぎぎ・・・・
と一定のスピードで首がねじれていった。
私は叫ぶしかなかった。
「ひやーーーーっ、私の首がっ!!」
はるひなたさんのタロットパスワーク合宿がご縁で知り合った
クラニオセイクラルダイナミクスの北村睦子さん。
宿泊ホテルの部屋が同室というよしみで、
彼女のクラニオを「お試し10分」で、
気軽に受けてみたのだった。
彼女は布団に横たわる私の足元に移動し、
ひょいっと両足のかかとを手のひらで包むように持つ。
それだけ。
なのである。
それなのに、
あらあら不思議、
私の頭がぎりぎりと右は動いてゆくではないか!