タロットとの戯れ(2) | タロットのささやき、こころの景色

タロットのささやき、こころの景色

大田区・東急沿線にあるプライベートスペースで、
マルセイユタロットリーディングをおこなうHARUです。
おやつとお茶を楽しみながら、じっくりゆっくりタロットを介してじぶんと向き合う時間。
月に数回、定期的にカフェ鑑定も行ってます。

120416_2247~010002.jpg 
「畳がえをするとどうなるか?」
の質問にタロット氏の並びは、
過去が、逆位置「9・隠者」
現在が、「15・悪魔」
未来が、逆位置「14・節制」
(すみませんね、右が天です)


カードが横に1列、2列、3列と
3段並びに増幅しているのは、
スムーズにいかない可能性を示しております。

ぢゃあ、
畳がえはやらないほうがいいのか?

いやいや。

このタロットカードによる展開方法は
「やれ」「やるな」を指示するものではありません。
本当に畳がえを実行したいと思っているならば、
しっかりとした計画とやってよかった~と実感できる理由づけが必要で、
それを明白にしないと後悔しますよ、
なのです。

では、
スムーズにいかない理由は何か?

現在を意味する「15・悪魔」が、
両脇に逆位置カードを携えて舌を出して笑っています。

やってもいいよ~
どっちでもいいよ~
でもできれば面倒なのはいやだな・・・・・。

そんなふうに見えます、私には。

ダラダラしている「15悪魔」をピシっとたしなめられないのは、
「15・悪魔」自身を含め、
その隣の逆位置「14・節制」、
その二つ隣の逆位置「3・女帝」、
2列目の逆位置「17・星」、
その隣の「0・愚者」、
3列目の「18・月」
が浪費をにおわせるカードばかりだからです。

たしかに、
畳がえは私にとって大きな出費です。
貯金を切り崩さなければなりません。
事前の片づけも職人さんの出入りも、
私にはちょっとだけ苦痛です。

私のタロット仲間は、
カード展開がわんさと出てしまった時には、
最後に出した解決カード
(逆位置カードの下に置くカードのこと。質問に対して問題があるとされる場合にカードがひっくり返って出るので、その下の位置に解決カードとして1枚置きます)
を読むと言っておったので、
それを応用しませう。

最後に出した解決カードは「4・皇帝」で、
具体性と実行力!!

とにかく、
「12・吊るし」も出ていることですし、
急いで事を進める必要はないようです。
畳がえ費用の捻出を無理なく行えるように
私の支出入をいまいちど見直しして、
なんとなく~ではなく、
確実な計画をたてましょう。

その「4・皇帝」の視線の先には
「18・月」。

このカードは先ほど、
「畳をかえる「かえない」の二者択一の時、
「畳をかえる」に対して逆位置で出てきました。
あいまいな私の意識に問題がありそう。

と、同時に
このカード展開を見た友人Sさんは
「18・月」とその上の逆位置「17・星」を、
「湿気とそれによる虫の発生」と読みました。

数ヵ月後には梅雨による湿気と虫の発生が起こるのは必須。
だからこそ、
お金がかかるから畳はかえない、のではなく
いかに金銭的な負担を分散して(もしくは軽くして)進めることができるか、
に意識を変えて考える必要があろうな~、
と思うのでした。

そして、
私がこのカードたちを見て気になっていたのが、
1段目の「14・節制」「2・斎王」「3・女帝」の3女性が
仲良く逆位置で並んでいるところ。

実は私、3姉妹の長女でして、
この並びを見た時に自分と妹たちが浮かんだのです。

加えて、
2度も登場し、
勝手に畳がえを示唆しているように見た「20・審判」は
家族もイメージさせます。

現在は別々に暮らし会うことのない私たちですが、
この件について少し相談してもいいかもしれないなと思いました。