何かですね、聞いてもらえると嬉しいんですけど、というお話です。
今日のお昼も同僚とご一緒させていただきまして、自然と私の父の病状の話になったのですよね。
そこで、父が緊急入院した4月半ばからの簡単な経緯と、先日術後の経過が良好だったことまでをかいつまんでお話しました。
すると、「青砥さんのお姉さまは素晴らしい方ですね」と聞いていた同僚が顔を輝かせて言うのです。
というのも、父がより大きな病院に転院するに当たり、当初お世話になった病院が薦める病院を盲目的に信じるのではなく、姉はより実績がある病院を調べ上げ、そちらに結果的に波風起こさず転院することになった経緯があるのですよね。
「私だったら、お医者さんが言った病院でそのままお願いしちゃうわ」と。
私も、最初は「そうなんですよ、本当に頼りになる姉で」ですとか、「そんなに褒めていただいて。今度姉に電話した時に同僚が褒めてたよと伝えておきますね!」ですとか、本心からお礼を言っていました。
けれど、あんまり姉を褒めるフェーズが長くなってきますと、「バランスが悪いんじゃないかな」と思い始めたのですよね。
つまり、確かに姉があっての今回の成功ということは大前提なのですが、「あれ?そうは言っても私も頑張ったのにな」っていう。
せめて5回に1回は何かしら、「青砥さんも今回は気を遣われたでしょう」ですとか差し込んでいただかないと、あんまりガガガガッと立て続けに私も関わった話で姉を褒められてしまうと、私の狭量(きょうりょう)な心は投げやりになってしまいますと。
姉に報告するにも「同僚が褒めてた。」みたいな。
あと少しで、Z世代が嫌がるという、顔文字絵文字を使わない、末尾に「。」の端的なメールを送るところでした。
今日も笑いっぱなしの昼休みでしたね。