・満員電車がメディアで語られる際に、昔も今も良く語られる文脈として「東京の満員電車はひどく、特に朝のサラリーマンは死んだ目をしている」というものがあります。
私は現在それこそ満員電車に揺られて毎日出社していますが、今日ふとその文脈を思い出してそれとなく周囲を見回してみましたが、特にみなさん死んだ目をしていませんでした。
考えてみましたら、朝の満員電車に揺られてキラキラした目をされてもというところではありますね。
もしかするとそう語った方は、ご自身の都会で得た心証を、周囲の方に投影して見たものだったのかもしれません。
・それとは別に、自分で言うのも何ですが我ながら朝の顔が出来上がっていない時がありますね。
会社の最寄り駅くらいでやっと「青砥さん」が出来上がるくらいな感じです。
それまでは、お正月の「福笑い」の如く、目がほっぺたに、まつ毛が口髭の位置に、口が斜めにといった容貌と申しましょうか。
「青砥さんの様な人」から「青砥さん」になるまでに改札を4回通る必要があります。