A&Cギャラリーです。

 

 

昨日は薄着で凍えましたので

ごそごそと温かい服を出して今日はばっちり備えました。

いきなりは本当に困りますね。

 

 

 

お知らせです。

11月1日、2日、3日

京町堀のアートイベントがありまして、お店も会場のひとつになりました。

なので日曜、祝日の臨時営業になります。

後日どこかで代休いただきますが、滅多に働かない日曜、祝日営業です。

ちょっとがんばります。

 

 

 

 

 

とてもやさしいサキソニー柄

見た目からはわからないびっくりのアンティークでした。

 

 

 

 

 

 

記憶にありませんのでたぶん初めましての会社だと思います。

 

ドイツの中央部にあるチューリンゲン州にあったRauensteiner Porzellanfabrik(ラウエ

ンシュタイナー)という会社です。

 

 

 

 

3人の兄弟が長らく空いたままになっていたラウエンシュタイン城を買って敷地に磁器工場を建てたのが始まりです。

1783年のことでした。

 

マイセンスタイルのものを、より厚い磁器で作ったのがとても人気だったそうです。

 

1849年までに3人兄弟はみんな亡くなり、株式は商人に買われてその息子が工場の経営に携わったそうです。

 

会社は1929年まで続き、1934年に同じドイツのKAHLAが引き継いだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2枚ありますがハンドペイントの柄は微妙に違います。

 

お皿の周囲が花びらのようでとても可愛らしくサキソニー柄に似合ってます。

 

 

 

サキソニー柄はサクソンの青といわれるサックスブルーで描かれた麦わら菊モチーフのことです。

ロイヤルコペンハーゲンから始まって、たくさんの陶磁器会社が独自のサキソニー柄を作っています。

欧州でも人気の柄だったんですね。

 

 

今回のサキソニー柄は色が淡くてとてもやさしい感じがします。

はっきりした青よりも私好みです。

 

 

 

 

 

 

 

 

バックスタンプは調べてもなかなかわからなかったのですが

マイセンによく似ているなと思ってそちらを調べていて、ひょんなことから見つけました。

 

 

 

 

当初から使われたマイセンの有名な交差した剣のマーク。

他の陶磁器会社はこのマークの人気を知って、似たようなマークをつける会社がたくさんあったそうです。

 

1880年代になってマイセンは法的措置をとって紛らわしいものをを阻止しようとしました。

 

 

この会社のマークもそんなひとつだったようです。

このお皿のバックスタンプは1850年から1897年まで使われたものです。

 

1897年にマイセンからの苦情を受けて、以降は変更したそうです。

 

 

 

 

 

 

 

状態

古さを感じさせない綺麗さです。

 

 

サイズ

21.5㎝

 

 

価格

税込3300円 2枚あります

 

 

 

 

 

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