A&Cギャラリーです。

 

 

立春がすぎて一段と寒くなりましたね。

とはいえ、一歩一歩確実に春に向かっていると思えば、暖かい店内から見上げる青空がそこはかとなく春っぽく見えますよ。

(外に出たとたん気のせいだとわかりましたけど)

 

 

 

とてもめずらしい出会いがありました。

 

 

 

 

グリーンの葉柄の転写の下地に、フローブルーで同じような植物柄が描かれた珍しいプレートです。

 

 

ベルギーに1847年から1894年まであったJ.B.Cappellemansという会社のものです。

とてもそうは見えない綺麗さですが、150歳ほどの立派な立派なアンティークです。

 

 

J.B.Cappellemansはカぺルマン家の長男の名で、バックスタンプにある「AINE」は長男を意味します。

同じくバックスタンプにある「JEMMAPES」は工場があった場所の地名です。

 

会社は陶磁器の企画や製作を担うイギリス人のスミス氏の協力のもと、イギリスの陶磁器によく似たものを作っていました。

残念なことに1870年に倒産してしまいます。

違う人が引き継いで経営したものの1894年に工場は閉鎖されたそうです。

 


このプレートは1847年から1870年より以前に作られたものです。


とても短命な会社のアンティークに出会えたことが奇跡のように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「COBDEN」はパターン名ですが、変わったパターン名だなと気になってしまいました。

 

調べていくうちに、もしかしたら・・・なことに出会いました。

 

 

 

1815年にイギリスに穀物法というものが制定されました。

地主を保護するため穀物の輸入を制限する法律でした。

そのために穀物の価格が高騰してパンの値段は恐ろしく高くなってしまったそうです。

 

1846年に穀物法は廃止されたのですが、穀物法反対の先頭に立ったのがコブデンさんだったのです。

 

 

 

パターン名のCOBDENってこのコブデンさんのことで、このお皿って穀物を描いているんじゃないの?って思ったのです。

 

年代的にもぴったりですし、イギリス人が会社に関わっていましたし、、、。

 

的外れかもしれませんが、久しぶりに世界史の勉強をした私の仮説いかがでしょうかニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

状態

年齢を思えばとても綺麗です

 

 

サイズ

23.5㎝

 

 

価格

税込5940円

 

 

 

 

 

 

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