A&Cギャラリーです。
気候はわずか50年ほどですっかり変わってしまいましたね。
変ったのは気候だけではなくて、この50年の変化ってすごいです。
90歳を過ぎた母が、文句を言いながらもスマホで脳トレゲームしているのを見てると
人の順応力ってすごいんだなと思ったりしてます。
明治の終わりに海を渡ったノリタケの器が100年以上の時間を越えて帰ってきました
製造技術は比べものにならないくらい発達しましたが、器は間違いなく100年前の方が素敵だなと思います。
バックスタンプは1910年から1911年にアメリカ輸出用に使われたものです。
一部イギリスにも渡ったようでイギリスから里帰りしました。
1910年といえば明治の終わり
破損なく海を渡るのは想像以上に大変だったと思います。
ハンドペイントで描かれた薔薇
周りはラティスのように格子状に描かれ、そこからのびる矢印のような模様が金盛で描かれています。
縁取りも金盛のドットで囲まれています。
両サイドのハンドルは金彩が少し薄くなっていますが、とても面白い形です。
こんなふうに両サイドにハンドルが付いてるだけでポイント上がります。


刻印のM印はノリタケの創業者森村さんのMです。
森村家の家紋は下り藤だそうですが、運気が上向くようにと刻印には上り藤を使ったそうですよ。
そんなふうな縁担ぎは日本らしくていいなと思います。
刻印からもみんながひとつになって、なにがなんでも成功させようという意気込みが感じられます。
状態
金彩の薄くなったところがあります
製造時の黒点があります
ヒビやカケなどの傷はありません
サイズ
17.5x21.7(ハンドル含む)
深さ4.7
価格
税込4400円
今日のフレスコアートはクリムトが描いたアッター湖
さざなみが涼しげな、そしてクリムトってこんな絵も描くんだなって言う意外さ満載の絵です。
暑い季節に飾っておくとマイナス5℃くらいになりませんかね。
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