A&Cギャラリーです。
空気は冷たくてもきれいな青空。
今日もお越しくださって本当にありがとうございました。
平日とは違うお客さまに出会えて楽しい土曜日でした。
生まれた国も時代も違うお皿の共通点は青い花。
それぞれに可愛いお皿です。
Enoch Wedgwoodで1965年から1979年までの間に作られたMargueriteパターンです。
Enoch Wedgwoodは有名なWedgwoodの親戚が創業した会社です。
1859年から吸収や引継ぎで何度も社名を変えながら、Enoch Wedgwoodになったのが1965年。
1980年にWedgwoodグループ傘下になるまで続きました。
縁が立ち上がっためずらしい形をしています。
満開のマーガレットが一面。
可愛いです。
とても珍しくスイスのお皿です。
アイボリーの地色に濃い青の野に咲く色々なお花たち。
スイスの山あいに咲いてるお花たちなのかな?
1908年から1988年まであったLangentnahal
1930年代には石炭炉から電気炉に代わり1970年代までとても勢いのある会社でした。
1980年代になると翳りがでて1988年に他社傘下になります。
磁器の生産は1998年に終了したそうです。
バックスタンプは1930年代から1940年代に使われたものです。
2枚ありますが、お花の種類が少し違っています。
最後は、とても素朴なお花のリース。
ドイツ生まれです。
ドイツのMitterteich社の1946年から1949年に作られたお皿です。
Mitterteichの設立は1887年
第一次世界大戦中は国有会社になり、1917年から株式会社として操業しました。
会社は多くの従業員を雇用しながらも経営難で2006年に工場は閉鎖されたそうです。
このお皿は第二次世界大戦後のイギリス統治時代に作られたものです。
バックスタンプのU.S.Zoneにはそんな意味があります。
長い社史の中でさまざまな経験をしてきた会社のやさしい一枚のお皿です。
周りは金彩ではなくシルバーです。
2枚ありますが個体差があります。
一枚は色が薄くて、一枚ははっきりしています。
私の好みは色の薄い方です。
今ならアウトレットか廃棄されるかもしれませんが、こうして残っているのはビンテージならでは。
不完全さに愛着が湧きます
状態
それぞれ経年の傷みはありますが、カケやヒビはありません。
サイズ
イギリスのマーガレット18cm
スイスの野の花 17cm
ドイツのリース 19cm
価格
どれも税込2200円
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