A&Cギャラリーです。
とてもめずらしい素敵な出会いがありました。
ヴィトロックという磁器のような質感を持ったガラス食器があります。
英語のvitreous(ガラス製)とrock(岩)の造語でVitrockになったと言われています。
アメリカのアンカーホッキング社が、ファイヤーキングのミルクガラスより先の1930年代半ばから1940年代頃に作っていたガラス食器です。
ミルクガラスのような透明感はありませんが、磁器と違って光にかざすと透けて見えるのでガラスとわかります。
このカップソーサーにはもうひとつびっくりがあって、なんとウランガラスなのです。
ウランガラスは1900年初めから1930年代に最も盛んに作られていましたが、1943年には軍事目的に使われるために製造はなくなりました。
なのでこのカップソーサーは1930年代中ごろから1943年以前に作られたものです。
ヴィトロックで有名なのはのアリスのシリーズ。
アリスが作られたのは1945年から1949年ですから、それよりは前のものです。
刻印がありませんのでアンカーホッキング社が作ったものか確かではありませんが、製造年は間違いないと思います。
金型エンボスの流れるような植物模様がとてもやさしい感じがします。
状態
とても綺麗です
サイズ
カップ口径9.5㎝ 高さ6㎝
ソーサー14.5㎝
価格
2700円(込2970円) 同じ状態のものが2個あります
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