A&Cギャラリーです。
今週はずっと曇りか雨予報
青空はおあずけですが明るい曇り空の火曜日スタートです。
そんなお天気でもとても気持ちが明るくなるマクベスエバンスのペタルシリーズ。
この透け感は何度出会っても新鮮で見とれてしまいます。
マクベスエバンス社はトーマス・エバンスとジョージ・マクベスというふたつの会社が合併して1899年に誕生した会社です。
どちらの会社もランプのホヤを作っていた会社で、それぞれ違う特許技術を持った会社でした。
食器の製造を始めたのは1927年から。
特長のある綺麗な食器を作っていましたが1937年にはコーニング社に買収されてしまいました。
ほとんどのシリーズはそこで生産が終了しました。
買収されたあと1940年代の後半まで製造を続けたのはこのペタルシリーズだけです。
製造期間が短いマクベスエバンスの食器は数種類のシリーズしかありません。
特にミルクガラス食器はホヤで培った技術があったので、とても繊細で美しいものです。
のちに作られたファイヤーキングなどの厚みのあるミルクガラスとは、同じミルクガラスなのに全く違うもののように見えます。
花びらのように見えるペタルシリーズ
製造数が少なくて希少なパステルカラーのラインが入ったものや、後半に作られたハンドペイントの花柄などが描かれたものもあります。
個人的にはやっぱりこの白いものが好きです。
白にも二種類あります。
クレマックスと呼ばれるアイボリーと、真っ白のモナックスと呼ばれるものです。
クレマックスは1933年から、モナックスは1939年から作られました。
買収される前に作り始めたクレマックスの方が古く、実はウランガラスです。
今回のプレートはウランガラスのクレマックスです。
ブラックライトでグリーンに発光します。
状態 おおむね綺麗です
サイズ 16㎝
価格 1900円(込2090円) 2枚あります
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