A&Cギャラリーです。
 
 
 雨予報でしたが、朝より空が明るくなってきた京町堀です。
 空とニュースは明るい方がいいですね。


 今日はユニークな形のボウルのご紹介です。
イギリスのAynzleyエインズレイ社のものです。
歴史は古く1775年創業の老舗窯です。
 
1896年にはヴィクトリア女王の即位60周年記念のトリオを作ったり
1931年にはメリー女王によって王室御用達となったり
1947年にはエリザベス王妃のご成婚のプレートを製作したりと
王室とも深いつながりがあった窯です。
 
1997年にアイルランドの陶磁器会社に買収され、2014年にはイギリスの工場も閉鎖されたそうです。
 
熟練の職人さんの手作りにこだわり、各工程は手作業で行われていたそうです。
素材はファインボーンチャイナといわれる牛骨粉を混ぜて焼いた白磁にこだわり続けていました。
その割合も50%以上と決められていたので、いつまでも白く強く保温性もあったそうです。
最近は本物のボーンチャイナも少なくなったと聞きますので貴重ですね。
 
 
 
今回はpembrokeというパターン名のボウルです。
 
pemprokeは地名です。
18世紀のこと、ここを訪れたデザイナーが伊万里焼を目にしたそう。
当時はなかなか手にすることがなかった伊万里焼に憧れてデザインしたのがこのパターンだそうですよ。
1970年に復刻した花鳥柄が人気のパターンです。
バックスタンプにも18世紀の復刻版と記されています。
 
ボウルの側面はシェルの模様です。
花鳥柄とシェル柄の組み合わせって日本人にはない発想だと思いませんか。
 
いろんな「なぜ?」にいろんなことを想像しながらながめています。
花鳥柄、やっぱり落ち着きますね。
 
 
 
状態はとても綺麗です。
サイズ:21㎝x最大10.5㎝
価格:3000円+税
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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