A&Cギャラリーです。
お店を閉めて10日が過ぎました。
子どもたちはもっと前から学校にも行けず家の中。
ホントによく辛抱して偉いなと思います。
楽しく過ごす工夫をされたり、ご飯の用意したり、お母さんも本当にお疲れさまです。
今日ふと気づいたことが、、、
一日に数えきれないほど手洗いや消毒をするので、最近リングを外していました。
そうしたらネックレスまで付けてないことに気がついて。
目が合うと笑顔になれるLightさんのアクセサリー。こんな時こそ付けないと!
ちなみにLightさんはA&Cギャラリーのお隣さんです。二人のあいだでは姉妹店と言うことになってます。
今日はドイツのティートリオを見てやってくださいね。
アールデコの独特なフォルムのカップや幾何学的なお花のデザインの、あまり見かけない感じのトリオです。
19世紀の終わりに創業したローゼンタールのものです。
創業者のローゼンタールさんはユダヤ人だったそうです。
なので国の圧力で経営に参加できなくなり、1934年にドイツを離れ3年後に亡くなったそうです。
第二次大戦中も国の指導のもとで生産は続きましたが、終戦後ローゼンタールさんの息子さんが利権を取り戻そうと頑張り、1950年に念願叶ったそうです。
会社はとっても栄えましたが、今は他社に買収された形で製造しているそうです。
このトリオ、カップソーサーとプレートのバックスタンプが違っています。
カップソーサーは1939年から1956年に作られたもの。軍事政権の監視下で作られていた時代です。
プレートはそれより前、1919年から1935年に作られたもの。まだローゼンタールさんがドイツにいた頃です。
いろんな苦難を乗り越えてよく生き残ってここまで来てくれてありがとう!
トリオは2セットあります。
カップソーサーだけ、プレートだけでも大丈夫です。