A&Cギャラリーです。
風は冷たくても空が青くて気持ちがいい土曜日です。
乳白色のグラデーションとまるいつぶつぶがとても人気のふたつのシリーズをご紹介させてくださいね。
ひとつはアンカーホッキンググラス社が1941年から46年に作ったムーンストーンシリーズ。
アンカーホッキングがファイヤーキングを作るより前に手がけたシリーズです。
今回はカップソーサーが1客とハート型のボンボンディッシュ。
もうひとつはアートガラスメーカーのフェントングラス社が作ったホブネイルシリーズ。
今回の蓋つきのキャンディーポットがフェントンです。
こちらも製造時期は同じ1941年から1945年です。
どちらが先かわかりませんが、人気があったのでどちらかが追随したんでしょうね~。
ホブネイルは靴なんかに付ける鋲のことだそうです。
あのつぶつぶを名前にしたのがフェントン社。
乳白色のイメージを名前にしたのがアンカーホッキング社。
そんな感じですよね。
よく似ているので見分け方がわかりにくいのですが、ムーンストーンは底の部分がお花みたいなカットになっていますが、フェントンは乳白色でカットがありません。
いつも思うこと。
夏に出会うと涼しげに
冬に出会うと温かく見える
そんな不思議なシリーズです。
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