ご存知の方もいらっしゃると思いますが、NHKで今年も発達障害の特集があります
10月27日(日)からのおよそ一週間で、約20番組を集中的に放送するそうです
『発達障害ってなんだろう』で検索するとHPもあります
毎年全ての番組は見れてませんが、新しい情報がなくとも、改めて息子の障害に向き合うきっかけになっています
どの障害もそうなのかも知れませんが・・・
発達障害は外(療育や学校)にお任せして良くなる(落ち着いて過ごせる)障害ではありません
もちろん、外での環境も大切です
しかし、1番身近にいる親がしっかりと勉強して、家庭で対応することが重要になってきます
世間一般的とは違う思考
感覚過敏・聴覚過敏・視覚過敏・疲れやすい・体温調節が苦手・体の使い方が下手などなど
パッと見障害と分からない息子を親が理解しないで、誰が理解してくれるのでしょう?
特に息子は、知的には高い分どうにかして対応してしまいます
それが正解なら良いのですが、その部分を頑張る事によって他に不具合が出てしまいます
そんな無理をさせない為にもしっかりと観察して、息子が言葉に出来ない困り感を1つずつ対応していく事で少しずつ生きやすくしていきました
先生方は対応策は知ってます(たぶん。。。)
しかし、困りごとを見付けるのは親の仕事だと私は考えています
対応していく事の中には息子が嫌がる事もありますが、『必要だから』で通すこともあります
あっ、何もかも無理やりではないですよ
しっかりと子どもを見ていたら
出来ないからやりたく無いのか
気分的にやりたく無いのかは分かります
出来ないからやりたく無いなら
何が原因で出来ないのか考えます
本人の楽しめる方法を探して、原因を1つずつなくしていきます
完璧でなくてもいいのです
本人なりの満足いく結果が得られたら、自信につながっていきます
気分的にやりたく無いなら
ただ、ワガママのやりたくないはNGです
やりたく無いのなら、その理由はハッキリと説明するように息子には伝えています
(体調的に無理・感覚的に苦手・気分が乗らない)
理由があるなら聞いて対応しますし、どうしても動いてもらわないと行けない時は、納得する理由を示して納得して貰います
年々交渉力が上がってしているので大変です
本人に苦手はたくさんあります
しかし、少しずつ広い世界に出て行けば『納得して行動出来る』事がどれくらいあるでしょう?
親が1番実感しているのでは?
納得出来ない学校の対応
理解の得られない親族
よく分からない療育
納得している事ってどれくらいありますか?
納得していないけれども、生きて行く上でスルーしていく事・無理やり納得する事ってたくさんあります
『納得出来ないけど行動出来る』が出来ないと生きづらくなるのは本人です
時には「そんなとこもあるさ🎶」「まっいっか」「しゃーない」と考えられる事は大事だと思ってます
ある意味狭い福祉の世界で生きて行くのなら『本人の納得することだけ』で生きて行けるかも知れません
でも
息子の希望は一般社会で生きていくこと
それならば、息子の特性を『ちょと変わった子』レベルに持って行くのが、私の仕事と思ってます
ほんと『発達障害ってなんだろう』って思います
これだけ発達障害が増えると一般的じゃない?って思いますね(笑)
診断なくても「あいつ発達障害じゃない?」「自分は発達障害かも?」って人達が世の中に溢れています
変わった物にこだわりがあっても、最近ではメジャーです
それどころか凄い人扱い(笑)
マツコの知らない世界
沼にハマってきいてみた
クイズ99人の壁
世界は広いなと感じますよね
最近では
他害や犯罪に繋がる事はかなり厳しく
マナーや感覚的に他人が嫌がる事は厳しく
それ以外は緩くていいかなと感じてます(笑)
周囲に迷惑をかけなければ本人の自由です
ちなみに周囲には親兄妹も入ります
一緒に生活していく上でルールはあります
親兄妹も、楽しく生きる権利があるのです