最高傑作「ふしぎな庭〜まさか、あの可愛いこいぬが…?〜」 | チェコチェコランドのイベント・商品情報ブログ

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チェコアニメのキャラクターたちを中心にチェコの絵本などを紹介しているチェコ・チェコランドのイベント・商品情報ブログです。

 

チェコアニメの不朽の名作

作 イジー・トルンカ

監督 ブジェチスラフ・ポヤル

「ふしぎな庭」シリーズ

舞台となる

”お庭”の

自然の瑞々しさと

少年たちと動物たちの

楽しいやりとり…

”芸術性”と”面白さ”が合わさった

”チェコアニメ最高傑作”とも言われています。

 

 

この「ふしぎな庭」は全部で5話ございます。

少しずつご紹介させていただいております。

 

前回、前々回と

第2話「広がる霧」についてご紹介しました。

 

↓前々回、前回の記事…

.広がる霧〜時を超えてお庭が…〜

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12851347609.html

.広がる霧〜まさか、あの可愛いネコちゃんが…?〜

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12851837394.html

 

 

これまでのお話をおさらいします。

第1話「動物が好きな男」で

紳士が残した動物たちは

愛情たっぷりに育てられ

 

 

魚は…

 

クジラに…

 

 

2匹のこいぬたちは…

ゾウに成長してしまいました…

 

 

次はネコちゃんが大きくなる前に…

 

紳士は息を引き取ってしまいました…

 

 

お庭に残された動物はどうなったのでしょうか?

 

時は流れ、

街ができて

”お庭”のことは忘れ去られてしまいました。

 

ここまでが第1話のお話です。

 

 

ここから第2話の「広がる霧」です。

 


紳士が“お庭”に動物を残して
どのくらいの月日が経ったのでしょうか?
 

4人の少年たちは

通学途中、

霧が立ち込めて前が見えません。

 

すると

古い建物の扉にたどり着きました。

 

 

 

扉が開きました…

中から光が差し込んできます。

 

そうです。

 

ここは紳士が残した

”お庭”なのです。

 

少年たちは、紳士の愛した動物に出会うのでしょうか?

 

扉の中に入る少年たち。

紳士の残した”お庭”です。

 

新しい”遊び場”にワクワクしています!

 

中にいたのは

悪口ばかり言うネコです…

 

ネコ?

 

ま、まさか、

 

 

↑この可愛らしい猫ちゃんが…

 

↑こうなってしまったようです。

 

放ったらかしにすると

こんなに態度が悪くなるのでしょうか?

 

少年たちは仲良くなれるのでしょうか?

 

 

もちろん仲良くなんてできません。

少年たちは

ネコの「このクソガキどもめ!」

のような悪口に閉口してしまいます。

 

学校もあるので、

少年たちは

背中にネコの悪口を聞きながら、

お庭を離れます。

 

 

でも、困ったことがあります。

 

学校の始業時間ももうすぐです。

このままでは間に合いません。

 

ここまでが前回のお話です。

 

さあ、この少年たちのピンチを見つめていたのが、

 

4頭のゾウたちでした。

 

ゾウ?

 

ひょっとして…

 

あの可愛いこいぬが育って…

 

ゾウにまで育ってしまったあのゾウ?

 

 

ゾウたちが追いかけてきます。

 

 

少年たちもゾウに追いかけられ

びっくりです!

 

 

ゾウたちは

少年たちを背中に乗せます。

 

 

学校に連れて行ってくれるみたいです!

 

ネコと違って

ゾウたちは、優しいみたいです!

 

良かったです!

 

4頭いると言うことは

繁殖していますね!(笑)

 

 

でも、街は…

 

 

驚きますね!

事故のないように願うばかりです!!

 

 

超スピードでゾウたちが送ってくれましたので

あっという間に学校に到着!

…先生は来ているのでしょうか?

 

 

少年たちは

ゾウに二階から教室に入れてもらいました。

 

先生は教室に入ったばかりで

少年たちの遅刻に気付いていないようです。

ギリギリセーフです。

 

でも、学校の勉強も張り切って

行きましょう!

ゾウが名残惜しそうに

ハンカチを振ります!

 

なかなか情の深そうなゾウたちですね(笑)

 

 

少年たちは

先生の指導のもと、

勉強します。

 

でも、頭の中は

”お庭”のことでいっぱいのようです。

 

今回はここまでです。

 

次回からは

「ふしぎな庭」第3話「トラを捕まえろ」に

突入します!

 

 

 

“人形アニメ最大の巨匠” ブジェチスラフ・ポヤル監督についても

以前投稿したブログで詳しくご紹介させていただいております!

 

▼ブジェチスラフ・ポヤルのストーリー①

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12732240288.html

 

▼ブジェチスラフ・ポヤルのストーリー②

 

 

 

【ふしぎな庭のお話】

1.動物が好きな男〜小魚がクジラに…?〜

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12850294562.html

2.動物が好きな男〜こいぬがゾウに…?〜

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12850440237.html

3.動物が好きな男〜ネコちゃんは…?〜

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12850695874.html

4.広がる霧〜時を超えてお庭が…〜

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12851347609.html

 

 

川崎市多摩区の

「チェコのアニメと絵本の店」では

「ふしぎな庭」のDVDや

フィルムブック、ポヤルについての書籍を

販売しております!

 

 

≪「チェコのアニメと絵本の店」残りの5月の営業日≫

5/18(土)15時〜19時

5/25(土)15時〜19時

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12849922224.html

 

 

DVD「ふしぎな庭」シリーズほか(計80分)

 

税込2500円で販売しております!

 

トルンカの築き上げた詩的でファンタジックなテーストに

ポヤルがエンターテイメントの要素を付け加え、

芸術性とエンターテイメント性が融合した「ふしぎな庭」シリーズは

”人形アニメの完成形”と言われています。

 

第1話の「動物が好きな男」(1974年/15分)は

シリーズのプロローグ的なお話で物語の舞台となる

”お庭”が出来るまでが描かれています。

この話だけ2Dアニメで雰囲気たっぷりに素敵な世界に誘い込まれます。

第2話からは人形アニメで、忘れ去られた”お庭”を

4人の少年たちが発見するところからスタートします。

チェコアニメが最も充実していたと言われる

1970年代の最大最高傑作「ふしぎな庭シリーズ」全5話と

「ふしぎな庭」シリーズの美術を担当した

ミロスラフ・シュチェパーネクの唯一の監督作品

「シューティング・ギャラリー」を収録。

 

【収録作品】

〜「ふしぎな庭」シリーズ〜

監督ブジェチスラフ・ポヤル 美術ミロスラフ・シュチェパーネク

1.「動物がすきな男」(1974年/15分)

2.「広がる霧」(1975年/14分)

3.「トラを捕まえろ」(1976年/17分)

4.「銀紙に包まれたねずみの話」(1977年/15分)

5.「クジラのラジク」(1977年/14分)

〜シュチェパーネク監督作品〜

「シューティング・ギャラリー」(1969年/5分)

監督・美術ミロスラフ・シュチェパーネク

 

 

「ふしぎな庭」のアニメの画面を利用したフィルム絵本もございます!

 

人形アニメ史上、最高傑作の

「ふしぎな庭」シリーズのアニメの画像を使った絵本の上巻と下巻。

各税込1000円

「ふしぎな庭」の楽しさが絵本になって再現!

寝る前に読んで

ワクワクしながら夢を見たいです!

 


 

 

 

↑こちらは、下巻です!

上下巻、2冊あわせて

2千円!

コンパクトなサイズなので

持ち運びにも便利です!

 


 

 

そして、ブジェチスラフ・ポヤル監督についての書籍も販売!

 

”チェコのアニメの歴史そのもの”と呼ばれる

ブジェチスラフ・ポヤルの作品と人生について書かれた

唯一の書籍

「ブジェチスラフ・ポヤル~チェコアニメ芸術を高めた手仕事~」

これも税込1000円

 

 

チェコで出版されていたものを

弊社が出版権を買い

販売しております。

 

ポヤル作品のみならず

チェコアニメ全体の解説本のような

書籍です。

 

ポヤルの作品・人物について書かれた

唯一の書籍。

 

 

チェコアニメに興味のある方はもちろん、

クリエーターの方には

是非ご覧頂きたい書籍です。

 

特にアニメを志されている方は

必ず心を動かされることが

あると思います。