最高傑作「ふしぎな庭〜ネコちゃんは…〜」 | チェコチェコランドのイベント・商品情報ブログ

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チェコアニメのキャラクターたちを中心にチェコの絵本などを紹介しているチェコ・チェコランドのイベント・商品情報ブログです。

チェコアニメの不朽の名作

作 イジー・トルンカ

監督 ブジェチスラフ・ポヤル

「ふしぎな庭」シリーズ

 

舞台となる

”お庭”の

自然の瑞々しさと

少年たちと動物たちの

楽しいやりとりで

”チェコアニメ最高傑作”とも言われています。

私も

「チェコアニメとはどんなのですか?」と

聞かれますと

「”ふしぎな庭”をご覧いただければわかると思います。」と

勧めることが多いです。

 

”美しさと楽しさ”…

チェコアニメのエッセンスが

詰まった作品です。

この「ふしぎな庭」は全部で5話ございます。

少しずつご紹介させていただこうと思います。

 

第1話は

「動物が好きな男」

 

このお話だけ、人形アニメでなく

絵のアニメです。

 

淡い印象の絵柄で

ふしぎな世界に連れて行ってくれます。

 

舞台になる”お庭”がどうやって

できるのか、を描いた

シリーズのプロローグ的なお話です。

 

今回は3回目です。

 

↓前々回のお話…

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12850294562.html

↓前回のお話…

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12850440237.html

 

 

家族のいない老紳士が

寂しさを紛らわせるために

小魚を買いました。

 

 

でも、小魚は

愛情たっぷりに餌を食べ、

 

何とクジラに育ってしまいました。

 

家では買えないので、

紳士は

奥に湖のある”お庭”を買い

退屈しないように雑誌をいっぱい持たせて

湖に移しました。

 

次に買った

こいぬも

たくさん餌を食べて…

 

ゾウに成長してしまいました…

 

これは家では飼えないので

お庭に遊び場を作ってあげました。

 

でも、

また一人になった紳士は

今度は可愛いネコちゃんを

買いました。

 

このネコちゃんも

まさかライオンになるとか…

 

ライオンに

なっても構いません。

どんどん成長してほしい、と紳士は願います。

 

でも、ネコちゃんはライオンになったかどうか

わかりません。

 

急に紳士は息を引き取ってしまったからです。

 

ネコちゃんは

一人残されてしまいました。

 

紳士が大切にした

ヒゲモジャの妖精の置物と一緒に…

紳士を待ちますが、

紳士が戻ってくることはありませんでした。

 

紳士がいなくなり、

お庭は荒れ放題で、

お庭のことは

みんな忘れてしまいました…

 

 

 

動物たちはどうなったのでしょうか?

 

でも、また動物たちに

会えるでしょう。

 

誰かが、きっとお庭を見つけてくれます。

 

これで、

「ふしぎな庭」の第1話「動物が好きな男」は終わりです。

 

でも、本当に”お庭”の物語は

これからなのです。

 

次回は第2話の「広がる霧」をご紹介いたします。

 

 

【ふしぎな庭のお話】

1.動物が好きな男〜小魚がクジラに…?〜

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12850294562.html

2.動物が好きな男〜こいぬがゾウに…?〜

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12850440237.html

 

 

川崎市多摩区の

「チェコのアニメと絵本の店」では

「ふしぎな庭」のDVDや

フィルムブック、ポヤルについての書籍を

販売しております!

 

 

≪「チェコのアニメと絵本の店」5月の営業日≫

5/4(土)15時〜19時

5/11(土)15時〜19時

5/18(土)15時〜19時

5/25(土)15時〜19時

https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12849922224.html

 

 

DVD「ふしぎな庭」シリーズほか(計80分)

 

税込2500円で販売しております!

 

トルンカの築き上げた詩的でファンタジックなテーストに

ポヤルがエンターテイメントの要素を付け加え、

芸術性とエンターテイメント性が融合した「ふしぎな庭」シリーズは

”人形アニメの完成形”と言われています。

 

第1話の「動物が好きな男」(1974年/15分)は

シリーズのプロローグ的なお話で物語の舞台となる

”お庭”が出来るまでが描かれています。

この話だけ2Dアニメで雰囲気たっぷりに素敵な世界に誘い込まれます。

第2話からは人形アニメで、忘れ去られた”お庭”を

4人の少年たちが発見するところからスタートします。

チェコアニメが最も充実していたと言われる

1970年代の最大最高傑作「ふしぎな庭シリーズ」全5話と

「ふしぎな庭」シリーズの美術を担当した

ミロスラフ・シュチェパーネクの唯一の監督作品

「シューティング・ギャラリー」を収録。

 

【収録作品】

〜「ふしぎな庭」シリーズ〜

監督ブジェチスラフ・ポヤル 美術ミロスラフ・シュチェパーネク

1.「動物がすきな男」(1974年/15分)

2.「広がる霧」(1975年/14分)

3.「トラを捕まえろ」(1976年/17分)

4.「銀紙に包まれたねずみの話」(1977年/15分)

5.「クジラのラジク」(1977年/14分)

〜シュチェパーネク監督作品〜

「シューティング・ギャラリー」(1969年/5分)

監督・美術ミロスラフ・シュチェパーネク

 

 

「ふしぎな庭」のアニメの画面を利用したフィルム絵本もございます!

 

人形アニメ史上、最高傑作の

「ふしぎな庭」シリーズのアニメの画像を使った絵本の上巻と下巻。

各税込1000円

「ふしぎな庭」の楽しさが絵本になって再現!

寝る前に読んで

ワクワクしながら夢を見たいです!

 


 

 

 

↑こちらは、下巻です!

上下巻、2冊あわせて

2千円!

コンパクトなサイズなので

持ち運びにも便利です!

 


 

 

そして、ブジェチスラフ・ポヤル監督についての書籍も販売!

 

”チェコのアニメの歴史そのもの”と呼ばれる

ブジェチスラフ・ポヤルの作品と人生について書かれた

唯一の書籍

「ブジェチスラフ・ポヤル~チェコアニメ芸術を高めた手仕事~」

これも税込1000円

 

 

チェコで出版されていたものを

弊社が出版権を買い

販売しております。

 

ポヤル作品のみならず

チェコアニメ全体の解説本のような

書籍です。

 

ポヤルの作品・人物について書かれた

唯一の書籍。

 

 

チェコアニメに興味のある方はもちろん、

クリエーターの方には

是非ご覧頂きたい書籍です。

 

特にアニメを志されている方は

必ず心を動かされることが

あると思います。