アップリンク渋谷の
チェコアニメの上映とトークのイベント
「This is チェコアニメ!2018」
~チェコアニメ大晩餐会~
来年の分もご予約受け付けております!
http://www.uplink.co.jp/event/2017/49348
来年は
4回開催します!
一日2回開催いたします!
①16時の回と
②19時30分の回
内容は同じなので、
ご都合のいい時間帯で
ご予約お願いいたします!
本日は
☆8/18(土)①16:00~ ②19:30~
≪シュールで楽しい絵のアニメ特選集≫
(上映時間74分)
のご紹介をいたします!
日本では有り得ない”シュールでブラック“な作品集!
現代作家の重鎮、パヴェル・コウツキー、
ミハエラ・パヴラートヴァーの作品に加え、
”ブラックユーモアの旗手“ヴァーツラフ・ベドジフ、
ズデニェック・スメタナの
作品、さらにはチェコアニメの巨匠中の巨匠、
イジー・トルンカのブラックユーモア、
そして、“子供向けアニメの父”クルテクの
ズデニェック・ミレルのシュール作品まで
収録されたプログラム!
チェコの千年以上の歴史に受け継がれる“シュール”の
集大成がこのプログラム!
そして全作品、巨匠たちの代表作です!
1.ばね男とSS(1946年/14分)
※モノクロです。
監督・美術イジー・トルンカ
劇場上映は
久々です!
戦後、プラハに設立された
アニメスタジオ、トリックブラザーズ・スタジオに
イジー・トルンカが責任者に就任してから
チェコアニメの歴史がスタートしました。
その1年め作った作品です!
第二次世界大戦中、
プラハはナチスドイツに占領されていました。
ナチスの崩壊とともに
プラハは解放されました。
トルンカも
ナチスの占領時には
強制的に
美術労働を課せられ、
生きた心地がしなかった毎日を
送っていました。
この作品は、
そのころのうっ憤を
ぶっ飛ばすような作品です!
正義の味方の”ばね男”が
ナチスをぶっ飛ばします!
ファンタジー性の高いトルンカ作品には珍しい
時代背景を痛烈に皮肉った作品です。
2.おじいさんは40人(1962年/8分)
監督ヴァーツラフ・ベドジフ
美術ミロスラフ・シュチェパーネク
私が見た
500本以上の
チェコアニメの中で
間違いなくNo.1のギャグアニメです!
ばかばかしい展開と
ところどころにシュールさが
入っています。
おじいさんには日課がございます。
犬を連れて散歩、
そして新聞も買います。
お花に水をあげます。
下手くそなバイオリンを奏でます。
そんなおじいさん…
ある日、なんでも増えるツボを見つけます。
お金を増やして
うひょひょー
でも、勢い余っておじいさんが
ツボに入り
おじいさんがどんどん増えます!
40人に増えたおじいさんが
日課を変わりなくこなします。
大騒動&大迷惑!
40人のおじいさんに付き合う犬も過労死寸前!
大音量のへたくそバイオリン!
おじいさんパワー、とどまることなし!
ラスト、おばあさんがものすごい
解決をします…!
3.タフなビリーとジャイアントモスキート(1971年/10分)
監督ヴァーツラフ・ベドジフ 美術ミロスラフ・シュチェパーネク
西部劇のパロディ…!
荒野をさすらうタフなガンマン、ビリーの物語…
戦士にも休息が必要…。
平和な牧場でくつろぐビリー
そこへ何かの大群が襲来…
異変に気付いた馬が
ビリーを起こしますが、起きません。
(馬が踏んでいます。
マンガだからOKです。)
頭を踏みつけてようやく起きます!
(普通、即死です。でもマンガだから大丈夫です。)
巨大な蚊の大群の襲来です!
ものすごい顔で驚くビリー!
馬の顔の10倍ぐらいの大きさです!
迎え撃つビリー!
とんでもない大きさの蚊です!
大きさの比
蚊>ビリー>馬
常識を逸脱しまくりです!
あっ、牛のピンチ!
ああ…
おのれ、牛を!
ビリー、このままでは
牧場が全滅だ!
ビリーも弾切れです。
こうなったら…
ドリル攻撃!
…チェコアニメにもあったのです。
ギャグマンガが!
4.履歴書(1986年/10分)
監督・美術パヴェル・コウツキー
共産時代が終焉を迎えそうな
1986年…
29歳のコウツキーは
この作品で世に出ました。
私たちは
学校でいろいろなことを学び、
知識を得ます。
そんな知識がなんの役に立つのか?
それは自分次第…
なんて、当たり前のことは
コウツキーは言いません。
この作品の発表から3年後、
この国は劇的に変わります。
そのときの「履歴書」の意味は…?
5.カタストロフィー(1984年/7分)
監督・美術パヴェル・コウツキー
これも鬼才、パヴェル・コウツキーの作品
世界の最悪の未来に恐れる男の話…
大気汚染…
UFOの侵略…!!!
地球滅亡まで…
あとわずか…
この話、どんな結末が待っているのでしょうか?
6.夫婦生活(1987年/4分)
監督・美術ミハエラ・パヴラートヴァー
コウツキーと同様、
現代作家の旗手
ミハエラ・パヴラートヴァーの作品
夫婦の関係性、
夫の手なずけ方の妙を描いた
大傑作!
ご覧になると
目からうろこの方も多いと思います。
”A"を食べたい夫に…
”B"を食べさせたい妻…
”A”が欲しいとごねる夫
妻の作戦は…?
女の方が一枚も二枚も上手というお話です。
パヴラートヴァー作品は
どれも着眼点と発想に驚きます!
またチェコアニメ伝統の
色彩が素敵なので、
”見心地”が最高です。
7.クロスワード(1988年/5分)
監督・美術ミハエラ・パヴラートヴァー
これもパヴラートヴァー作品。
パヴラートヴァーの作品は
夫婦をテーマにしたものが多いです。
クロスワードパズルに夢中の夫を
こっちに向かせるお話。
妻は色っぽく
振り向かせようとしますが、
夫はクロスワードに夢中…
あれこれしますが、
効果なし…。
でも、最後には…
男の考えることは
さっぱりわからんというお話です。
(※何言っているかわからないですよね。
是非、ご覧ください。
ライトな感覚で楽しめます。)
8.エンド・オブ・ザ・キューブ(1979年/5分)
監督・美術ズデニェック・スメタナ
昨年、この世を去った
シュール&おしゃれのチェコアニメの代表
ズデニェック・スメタナの風変わりな作品。
絵のデッサンを利用したお話
部屋の設計をする男
広すぎず、狭すぎず
理想のお部屋を…
でも、あまりごちゃごちゃするのも…
「おやすみアニメ:で大人気となった
スメタナのシュールな作品。
9.誰が一番強いのか?(1951年/11分)
監督ズデニェック・ミレル
ついに登場です!
ズデニェック・ミレルの
「誰が一番つよいのか?」
”力のある者”と自分と変われるペンダントを
手に入れた男は…
奴隷から奴隷の番人になり…
奴隷の番人から金持ちになり
そして、太陽になります…
男はどこまで上り詰めるのか…?
そして得るものは…!
1951年に作られた
迫力の映像です!
以上の”いろんなシュール”が揃った
9作品。
トルンカから、
ベドジフ
コウツキー、
パヴラートヴァー
スメタナ、
ミレル
こんなラインナップ
チェコの人が見たら
「お腹を壊しそう」と言いそうです!(笑)
ご予約受け付けております!
http://www.uplink.co.jp/event/2017/49348
「This is チェコアニメ!2018」
~チェコアニメ大晩餐会~
☆3/3(土)①16:00~ ②19:30~
≪優しさあふれる心温まる
絵のアニメ特選集≫(上映時間70分)
チェコを代表する作家の優しい絵のアニメを特選しました!
クルテクを始め、作者のズデニェック・ミレルの可愛い作品。
アマールカ、チャペック、パレチェク、さらには今回、
ヨゼフ・ラダのアニメまで登場します!
チェコの全ての”おとぎ話“がこのプログラムにあります!
https://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12332169476.html
↑作品内容について書いています。
1.もぐらくんとマッチばこ(1974年/6分)
監督・美術ズデニェック・ミレル
2.しりたがりワンちゃんと水(1960年/10分)
監督・美術ズデニェック・ミレル
3.コオロギくんとクモ(1978年/5分)
監督・美術ズデニェック・ミレル
(1973年/7分)
監督・美術ヴァーツラフ・ベドジフ
5.けしのみ太郎~キノコとりの名人はだれ?(1982年/7分)
美術ヨゼフ・パレチェク
(1979年/7分)
美術ヨゼフ・パレチェク
8.宿無しフランチシェクの話(1972年/12分)
文カレル・チャペック 画ヨゼフ・チャペック
9.こいぬとこねこはいつも一緒~やぶけたズボンのお話~(8分)
文・画 ヨゼフ・チャペック
≪日本劇場初公開≫
☆5/19(土)①16:00~ ②19:30~
≪可愛くてたまらない人形アニメ特選集≫
(上映時間70分)
チェコアニメと言えば“人形アニメ”!チェコアニメと言えば
“詩”と“ファンタジー”!そのチェコアニメを築いた
伝説の巨匠イジー・トルンカ、ブジェチスラフ・ポヤル、
ヘルミーナ・ティールロヴァーの芸術性が高く楽しいアニメを
特選しました!しかも、今回、クルテクのズデニェック・ミレルが
作った人形アニメも登場!こんな贅沢なプログラムはございません!
1.クチャ―セクとクティルカ(1954年/18分)
監督・美術イジー・トルンカ
2.ふしぎな庭~クジラのラジク~(1977/14分)
監督ブジェチスラフ・ポヤル 美術ミロスラフ・シュチェパーネク
3.ぼくらとあそぼう!~セイウチのはなし~(1970年/13分)
監督ブジェチスラフ・ポヤル 美術ミロスラフ・シュチェパーネク
4.あかずきん(1948年/7分)
監督・美術ズデニェック・ミレル
5.まいごのにんぎょう(1959年/18分)
監督ヘルミーナ・ティールロヴァー
☆8/18(土)①16:00~ ②19:30~
≪シュールで楽しい絵のアニメ特選集≫
(上映時間74分)
日本では有り得ない”シュールでブラック“な作品集!
現代作家の重鎮、パヴェル・コウツキー、
ミハエラ・パヴラートヴァーの作品に加え、
”ブラックユーモアの旗手“ヴァーツラフ・ベドジフ、
ズデニェック・スメタナの
作品、さらにはチェコアニメの巨匠中の巨匠、
イジー・トルンカのブラックユーモア、
そして、“子供向けアニメの父”クルテクの
ズデニェック・ミレルのシュール作品まで
収録されたプログラム!
チェコの千年以上の歴史に受け継がれる“シュール”の
集大成がこのプログラム!
そして全作品、巨匠たちの代表作です!
1.ばね男とSS(1946年/14分)※モノクロです。
監督・美術イジー・トルンカ
2.おじいさんは40人(1962年/8分)
監督ヴァーツラフ・ベドジフ 美術ミロスラフ・シュチェパーネク
3.タフなビリーとジャイアントモスキート(1971年/10分)
監督ヴァーツラフ・ベドジフ 美術ミロスラフ・シュチェパーネク
4.履歴書(1986年/10分)
監督・美術パヴェル・コウツキー
5.カタストロフィー(1984年/7分)
監督・美術パヴェル・コウツキー
6.夫婦生活(1987年/4分)
監督・美術ミハエラ・パヴラートヴァー
7.クロスワード(1988年/5分)
監督・美術ミハエラ・パヴラートヴァー
8.エンド・オブ・ザ・キューブ(1979年/5分)
監督・美術ズデニェック・スメタナ
9.誰が一番強いのか?(1951年/11分)
監督ズデニェック・ミレル
☆11/17(土)①16:00~ ②19:30~
≪これぞ詩と芸術の人形アニメ特選集≫
(上映時間75分)
ある意味このプログラムが“チェコアニメの代表するプログラム”と
言って過言ではございません。
トルンカ、ポヤル、ティールロヴァーの代表作、
そして人形アニメではございませんが、
イジー・バルタの21世紀の作品まで
チェコアニメ70年の代表作を揃えました。
トルンカの遺作「手」
、ポヤル自ら代表作と言った「りんごのお姫さま」
「飲みすぎた一杯」
ティールロヴァーの劇場初公開の「さんごのおはなし」、
そしてバルタの「雪女」など、極上のプログラム!
まさに“This is チェコアニメ!”。
1.さんごのおはなし(1968年/9分)≪日本劇場初公開≫
監督ヘルミーナ・ティールロヴァー
2.飲みすぎた一杯
監督ブジェチスラフ・ポヤル美術イジー・トルンカ
3.りんごのお姫様(1973年/14分)
監督ブジェチスラフ・ポヤル 美術ミロスラフ・シュチェパーネク
4.雪女(字幕)(2012年/14分)
監督・美術イジー・バルタ